組み体操論議で新たなニュースがあった
大阪市教育委員会の判断
以前このnoteで組み体操について記述しましたが、今週新たなニュースが飛び込んできました。
大阪市教育委員会はピラミッドとタワーの競技を禁止したとのことです。これは全国の自治体の中では初の判断だとか。2015年9月にピラミッドは5段まで、タワーは3段までという高さ規定を設けたにもかかわらず、事故が減らなかった、というのが規制の根拠のようです。
以前のnoteでは、現代の傾向としてあらゆる年代の体力の向上、トレーニング方法の進化などにより競技の質・難易度が数年前に比べると圧倒的に進歩していることに書きました。その一方で、学校体育の現場では安全管理に対する考え方で体力・技術の進歩に追いついていない現状について触れました。今後どれだけの自治体が大阪市と同じような判断を下すのか推移を見守る必要がありますが、リスクマネージメントの観点からすると少しは進歩したと言って良いのではないでしょうか。
以上、keittaey 鷹のぼせでした