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下積み時代って本当に必要なのかな?

「10年苦労したら、10年食える」

ある著名な芸人さんがおっしゃっていました。

10年苦労した分の下積みがネタやスキルが武器となって、そのあとの10年間を支えてくれる。

という意味だけど、この話にはすごく共感してて。
たしかに下積み期間を経て、実力で世の中に出てきた芸人さんは、ながーく活躍されていることが多い。
下積みエピソードが有名な芸人さんをあげさせてもらうと、バイキング、サンドイッチマン、TKO、野性爆弾etc

もちろん、他にも大勢の芸人さんが下積み時代を経て活躍されている。
その下積み時代があったからこそ、長く第一線で活躍できるほどのネタやスキルができたのだろう。

先日の記事にあげた世界一のプローゲーマー「梅原大吾」さんも著書でこんなことを書かれている。

ただし僕は、世の中に出るべくして出ることができないのなら、むしろ出るべきではないと考えている。それは、努力していない人間が成功するのはおかしいと言っているのではなく、出るべくして出ていない人は、いずれ大きな壁に突き当たるだろうと思うからだ。
本当は勝てる力がないのに、強いと思われたいから大会で背伸びをする。その結果、なんとか勝てたとしても、その強さを維持することはできない。  実力が備わっていないのに注目されるのは不幸だと思う。下手に注目されるよりも、機が熟すのを待つべきではないだろうか。世に出られないことへの我慢も、憤りも、本人の実力を磨くための苦い良薬になっているはずだ。
僕はいま、ちょっと遅めに世の中に出るくらいがちょうどいいのではないかとさえ思っている。「アイツは力があるのに、なかなか認められない」と噂される人の方が、いざ表舞台に出たときに堂々と戦える。「どうぞ向かってきてください」という心の準備ができている。つまり、自信を持って勝負することができるからだ。  それに、実力に見合った出方をしないと、たいていの人は勘違いを起こしてしまう。満足して天狗になってしまうのだ。その一方、潜伏期間が長い人は出てきたときの爆発力があるし、苦労しているぶん簡単には自分を見失わない。気持ちの持ち様も含めて、実力が備わっていて、常に感謝と努力を忘れない。  いつか必ず訪れる、その日を信じて待つこと、そして目的と目標を明確に分けて、日々の生活・成長に少しずつの幸せを見つけること。そのようにいられる今日の生活を、僕は1日1日噛み締めるように生きている。

引用元:勝ち続ける意志力(小学館)http://amzn.to/2GB5if2


引用にした部分に言いたいこと全部書かれていました。

自分のメモを漁っていたら「10年苦労したら、10年食える」の下にこんな解説が書かれていた。

一発屋は武器が一つしかない。
だから、一回世間に出てしまったら、そこで武器一つで戦わないといけない。
それが他にも応用効くようなスキルなら、転用できるが、そうではないと、その一発屋の人のことを、他には何もない人としてみられる。
だから、10年の苦労したら、10年喰えるってことなんだ。
そうじゃないと武器がなくなり、その武器が飽きられてしまったら、その世界では生きていけない。
再び生きていけるようになるには、また下積みが求められる。
以上のことも含めて売れるための準備としての下積みは必要だと思う。


今の時代SNSとかでいろんなことが早くなってるけど、長く活躍するためには下積み時代って必要なんだろうと思いました。
下積みをしようと思ってやる下積みは無駄だと思うけどね。練習のための練習みたいに。


今日も覗きに来てくれてありがとうございます。
ではまた。

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ケイタ
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