HELLO CYCLINGの「黒いロック」がスゴい
HELLO CYCLINGは今年8月15日より、次世代スマートロック(通称「黒いロック」)の提供を開始しました。私も先日初めて利用したのですが、従来の「白いロック」とはまったく違うものになっていました。
※スマートロック…シェアサイクルの鍵
ワンタッチでレンタル可能!自転車に触れる必要ナシ
黒いロック搭載車両もこれまで通りアプリ上から予約が可能です。借りたいポートを開いて自転車を選択し、予約します。
また、アプリ画面右側のQRコードのマークをタップし、黒いロックに貼ってあるQRコードを読み取ると、その自転車の予約画面に飛べます。キャパシティの大きなポートで借りる際に自転車を探す手間が省けるわけです(どうせならQRコード読み取りでそのまま借りられればなとも思いますが、そこはICカードによる直接開錠で事足りるでしょう)。
借りる際はアプリ画面上の[開錠]をタップするだけ。ほどなく自動的にロックが開きます。操作パネルを起動して暗証番号を入力して…という手間はもういりません。
なお、特にBluetooth等による接続をしておらず、自転車から離れていても開錠できてしまう点は要注意です。
もちろんICカードを用いた開錠も可能で、黒いロック右上の読み取り部に直接カードをかざせば借りられます。ICカードで開錠する場合は事前に予約しなくても構いませんから、正真正銘ワンタッチでレンタル可能なのです。
なお、その自転車が借りられるかどうかは黒いロックのロゴ下で光るランプの色で判別できます。操作パネルを起動してみたら予約済だったなんてことはもう起こりません。
緑→貸出可能
青→利用中or予約済
赤→利用不可(要メンテナンスなど)
ちなみに、今のところ黒いロックではICカードの登録ができません。白いロックの操作パネルにて登録しましょう。
返却し忘れても安心(?)
返却の際は手動で鍵をかけ、黒いロック左上のreturnボタンを音が鳴るまで押します。黒いロックのランプが青→緑になったら返却完了です。
また、なんと黒いロックではアプリ上の[返却]をタップしても返却できます。開錠と同じく自転車から離れていても可能なので、うっかり返却手続を忘れてしまっても安心!!…といきたいところですが、施錠だけは手動でやらなければなりません。くれぐれもお忘れなきよう。
黒いロック登場のニュースを聞いたときはなんだかんだ白いロックのパネル操作って便利なんだけどなーと思っていたのですが、実際に使ってみると白いロックのイマイチだったポイントがことごとく解消されおり、なおかつ欠点も特に見当たりません。全国各地でどんどん導入していってほしいです。
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