「オンオクリの文化をつくりたい!」 内田亮吾様インタビュー
【はじめに】
インタビュアー : ケイト / ライター
インタビュイー : オンオクリ株式会社 代表取締役 内田亮吾 様
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「恩を贈る文化をつくりたい」
ある日、こんな美しい目標を掲げる会社と出会いました。
オンオクリ株式会社 様です。
"人材育成"サービスを展開しておられます。
とっても気になりますね!
今回は代表取締役の「内田 亮吾さん」にオンオクリにかける想い・活動内容・目標などをお伺いしました。
内田さん、よろしくお願いいたします!
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【名前の由来】
ケイト)
「オンオクリ」という名前、とても印象的ですね!
この社名にされたキッカケや、想いを教えていただけますか?
内田さん)
はい、ありがとうございます^^
この名前は、ずっと前から決めていたんです。
ケイト)
おぉぉ、思い入れがあったのですね!
内田さん)
はい^^
大学生の時、ある講演を聞きに行ったのですが、話しの中で講師が使っていた言葉なんです。その時は意識しなかったのですが、なぜか「オンオクリ」という言葉だけがずっと心に残っていました。
それで独立を意識したときに、社名は「オンオクリ」にする!と、この一択でしたね。笑
ケイト)
そうだったのですね!
私も会社名をお聞きしたとき、ビビビっと感じましたよ。
なんと言うのでしょうか、、
一言でいうと「こういう時代が来る!」という感覚です。
内田さん)
はい、おっしゃる通りですね!
まだ今の世の中に「恩を贈る習慣」は根付いていません。
ですが確実にくる!と思っています。
実際、言葉に出さなくても「オンオクリ」をされる方が、増えているのではないか、と感じるのです。
この習慣をサポートし、当たり前にできる世の中にする。
「オンオクリを日本の文化にする」ことを目指しています。
ケイト)
素晴らしい。パチパチパチ
私自身、時代がウネリをあげて変化していると感じています。
全ての物事が「多様化」していて、そこから新しい価値観や文化が築かれているなと・・。
内田さん)
はい、そうですよね。
今はよく「価値提供」「GIVE」という言葉が使われています。
この言葉も少し前までは、意識の高い方を中心に使われていましたが、今では誰もが当たり前に使うようになりました。
これからは「価値提供を超えたオンオクリの時代」だと考えています。
ケイト)
どういう意味でしょう・・
内田さん)
はい^^
イメージでお伝えすると「価値提供=与える」ですよね。
それに対して「オンオクリは循環」させることを目指しています。
一方通行ではなく「永遠に受け継がれていく感謝の循環」です。
今「SDGs持続可能な取組み」が進められていますが、この「オンオクリ」もやがては文化にしたい、持続可能な習慣だと考えています。
【オンオクリ立上げのキッカケ】
ケイト)
素晴らしい!(しか言えない自分が情けない・・)
社名に込めた内田さんの想い、すごく伝わりました!
ありがとうございます^^
実際にオンオクリを立ち上げよう、と決めたキッカケやエピソードがあれば教えていただけますか?
内田さん)
はい、一人の上司との出会いがキッカケです。
私は前職で保険の窓口営業をしていたのですが、全然成績があがらなくて・・最終的に給料も月10万円くらいになりました。
精神的にも、単純作業しかできない状態になっていましたね。
そんな私の悲惨な状態を見て、助けてくれた上司がいたんです。
それからその上司と約5か月間、1on1ミーティングを行いました。
私の話し・悩みをしっかり聞いた上で、毎回アドバイスをくれたんです。
そのお陰で私は「ガラッ」と変わることができました!
驚きですが、社内表彰をされて店長にもなれたんですよ。
この期間に、上司から多くの恩をもらったと感謝しています。
ケイト)
そんなにガラッと変わるものなんですか!
良い上司に恵まれましたね。
内田さん)
そうなんです。本当に人生変わったなと思えました。
その時に「オンオクリ」の言葉を思い出したんですよ。
それで感謝・恩を上司だけに返すのではなく、自分自身の苦しんだ経験を色んな人に伝えられないか?と考えるようになりました。
ちょうどその時期に、新人を育成する役割を与えられたことが重なり
「"人材育成"で世の中にオンオクリをしていこう!」と思ったのが、独立を意識した最初のキッカケです。
ケイト)
なるほど、そこで"人材育成"に繋がってくるのですね。
内田さん)
はい、これなら自分の経験もフルに活かせる!と思いましたね。
そして今、私の最大の楽しみは「受講者の方々が変化を感じて喜んでいる姿を見る」ことなんです。この経験が人生を変えるキッカケになれば、これほど嬉しいことはありません。
ケイト)
最終的に事業を立ち上げよう!
と決意されたのは、どのようなキッカケがあったのでしょうか?
内田さん)
はい、
新人育成の部署では、中途採用者を2か月間で育成して配属させる、というサイクルが決まっていました。
そこでは「1対多で行う研修」が多かったんですよね。
でも正直「研修」で人は変わりませんでした。
私の経験上一番変わるポイントは「対話」をしたときでした。
相手の話しをしっかり聞いて悩みを聞き出す。
そして良さを引き出してあげる。
その上で悩みに対するアドバイスをしたときに、変化・成長すると気がついたんです。
まさに私が上司から受けていた、1on1ミーティングのスタイルでした。
このことに気がついたとき、体に電気が走るように、この方法で世の中に「価値提供を通じたオンオクリをしたい!」
と強く思い「オンオクリ株式会社」の立上げを決めたんです。
また、上司から受けた1on1スタイルが、現在行っているビジネスモデルの原型となっています。
【法人向けコミュニケーション研修】
ケイト)
本当に素敵なお仕事ですね^^
現在は法人向けにサービス展開されているとお伺いしましたが、具体的にどのような事をされているのでしょうか?
ターゲットや内容などをお教えください。
内田さん)
はい、まず私共が一番対象にしているのは「離職率を気にされている企業様」です。
そして研修対象者は「上司にあたる中間管理職」の方になります。
過去に自分自身が経験してわかったことですが、いくら部下が育っても「上司自身が変わらなければ職場の環境は変わらない」んです。
その環境に嫌気や違和感を覚えて、良い人材ほど会社を離れていきます。
悪循環を改善するには、受け皿となる「管理職の根本変化」が必要なのです。
ケイト)
確かに数十年前と違い、今の時代は合わなければ会社を変える、という決断が早いように感じますね。
私の経験からも、中間管理職の力量によって、職場は全く違うだろうなと思います。
研修スタイルはどのような形で行われますか?
内田さん)
オンライン、Zoomのどちらでも対応可能です。
内容については、一般的な研修も行うのですが、受けて終わりというのが一番勿体ないんですね。
ですので、研修の2週間後に必ず1on1ミーティングを実施しています。
研修の内容が実践できているか、実践していく上での悩みがあるのかを聞き出して、その場で解決をするのです。
ケイト)
1on1ミーティングがあると思ったら実行しておかなきゃ、という人もいるかも知れませんね。笑
人数は何名くらいが理想なのでしょうか?
内田さん)
はい、参加者様は「一緒に頑張る同志」だと思っていただきたいので、一体感を感じられる6名~15名が理想です。
ケイト)
なるほど、10名前後で「全体研修+2週間後に1on1」が行われるというスタイルなのですね。
内田さん)
はい、ですが1回で終わりではありません。
変化を起こすまで、ある程度の継続が必要になります。
そのためオンオクリのコミュニケーション研修では
「全体研修(2時間)+1on1(30分)を4回」行っています。
トータル期間は2~3か月ですね。
全ての研修終了後、サポートについてもご相談可能です。
まずは無料相談をお受けしておりますので、気軽にお問合せください。
【特別セミナーの開催】
ケイト)
ありがとうございます^^
オンオクリ様では研修の他に、講師を招いた特別セミナーも開催されているそうですね。
内田さん)
はい、現在は「オンオクリのスポットライト」という名前で行っています。
私自身が外部セミナーに何度か参加して、気づきを得ていたんですよね。
なので、気づきの機会を提供するオンオクリをしたい、と思って始めました。
月に2回ほど著名な方を外部講師としてお招きし、Zoomセミナーを開催しています。
最近では8/28(日)に、元ユニクロ最年少上席執行役員の神保拓也さんをお招きして開催いたしました。※2022年8月現在
9月も2回、開催が決定していますので、ぜひご参加ください。
【今後の夢・目標】
ケイト)
ありがとうございます。
著名な方の思考に触れる機会を得られるのは貴重ですね!
内田さんの今後の夢・目標をお聞かせいただけますか?
内田さん)
はい、5年後に「オンオクリ株式会社の記念動画を作りたい」と思っています。その動画に映るスタッフやパートナーさんを見て「この会社に入りたいな」と思われる会社にしたいです。
"人材育成"を提供する会社として「自社で再現したものを提供しています」という証にしたいのです。
この動画を見れば研修の効果が見える、という安心材料にもなると思っています。「私もこんな人になりたい、こういう会社に入りたい!」そう思われるように頑張ります。笑
ケイト)
想像したらワクワクしますね!
最後に悩んでいる方にメッセージをお願いします。
内田さん)
はい。
指導者、部下、個人、それぞれの立ち位置で悩みがあると思います。
どの場面でも大切なことは「コミュニケーション」の取り方「環境の整え方」です。
現代は個人の価値観が多様化していますので、人それぞれ違っていて良いんですね。この理屈はわかっていても心が整理できず、現実の状況が変わらないことが多いのです。
だからこそ、オンオクリのような伴走者が必要だと思っています。
法人様であれば環境の整え方を、個人様であれば自分は何者なのか?といった所から寄り添って、将来を共に築かせてください。
気軽な無料相談を行っていますので、将来に不安を感じたり、未来を好転させたいと思ったら、ぜひ一度ご連絡ください!
喜んでいる姿を楽しみに、お待ちしています^^
ケイト)
内田さん「オンオクリの文化つくり」とても素晴らしい挑戦だと思います。
心から応援しています^^
本日はありがとうございました!
【オンオクリ株式会社 お問い合わせ先】
■内田さんのTwitterはこちら↓↓↓
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