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オッペンハイマー日本で劇場公開してくれ。IMAXで。

ゴッホより、普通に、クリストファー・ノーランが好き。

映画監督クリストファー・ノーランは

  • ダークナイトトリロジー

  • インセプション

  • インターステラー

  • テネット

などなど大ヒット作品を量産する監督である。

そんな彼の最新作品が「オッペンハイマー」
世界中ですでに公開されており、大ヒットを飛ばしている。
彼の監督作品最大のヒット作、「ダークナイト」の興行収入に迫り、凌駕する勢い。

アメリカでは2023年7月に公開されているが、日本での公開はいまだ時期未定となっている。
先に配信のほうがスタートするようだ。

なんでかというと、この映画はタイトルにもなっているロバート・オッペンハイマーを描いた史実に基づく映画であり
ロバート・オッペンハイマーといえば原爆の父と言われる科学者なので、核被爆国である日本では公開を差し控えている、というのがウェブ記事などで言われている。

もう一つ理由があって、
アメリカでほとんど同時?に公開した映画「バービー」も大ヒットを記録し、「オッペンハイマー」と合わせて一大ムーブメントが巻き起こった。
アメリカのTwitter上では、「バーベンハイマー」という造語でハッシュタグが作られ、そこに、きのこ雲とバービーを合成した画像を含む、合成画像を投稿するムーブメントも生まれた。
これにアメリカの公式アカウントも好意的な反応を示したため、原爆を肯定する動きでは?、と日本で批判が起こった。
こうした経緯も重なって、日本公開が決まらない状況となっていると思う。

日本国民としては、原爆を肯定するような動きに加担してはいけないという心持はあるが、
作品は作品であるし、戦争を否定しているからと言って戦争映画を公開しないとか、観ないとかいうつもりはない。
核被爆国だからこそ見なければならない、知らなければならない事実もあるのではないかと思う。
そしてノーランの最新作で大ヒット作を観たい!

じゃあ配信開始を待とうか、と普通の作品であれば思うのだが、そうではない。
ノーラン監督は映像と音楽にこだわる。
フィルムカメラでの撮影にこだわっていたり、CGをなるべく使わない方針や、音響や音楽を信頼できるスタッフに作品を通じて依頼しており、こだわりを随所に持っている。
今作もIMAX70mmフィルムで撮影されており、ぜひIMAXで見てくれ、と監督本人が発現している。

AP Newsのインタビューでは、「IMAX 70mmフィルムで撮影するとスクリーンが消滅する。メガネなしの3D体験ができる」とも語った。

以下リンク記事より

だから映画館で見なければならないのです。しかもIMAXで観なければならないのです。

日本の映画関係者の皆さん、ぜひ日本の映画館で公開してください。


2023.12.7追記:
2024日本公開決定のニュースが出ました!


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