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京都一周トレイル④2022/1/2二ノ瀬駅〜嵐山/登り初め
YAMAPはこちら!
京都一周トレイル冒険記④回目!
京都一周トレイルを年末年始をかけて挑戦していこうと思います。
前回のnote記事はこちら↓↓
https://note.com/yama_sake_ongaku/n/nb6e1333f3732
終盤戦になりました!
禁忌を二つ犯しました!
疲れました!
■4日目-行程
北山コース
・二ノ瀬駅
・夜泣峠
・向山
・氷室神社
・城山
・京見峠
・上ノ水峠※注意喚起あり※迷いやすし!
・沢の池
・高雄観光ホテル
・清滝
・鳥居本
・嵐山
■出発
今回の行程は長い。
20キロ以上の行程になるので、バスでエスケープすることも考えると早めの行動が吉。
ということで日の出直前の白み始めた6:30ごろに二ノ瀬駅に到着。
前回の続きを行く。
まだ雪が残る道を行く。
道路などは、スケートリンク状態になっているので慎重に、、
元旦はダラダラしてたのでこれが登り初めになりますね。
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■夜泣峠、向山
最初は夜泣峠を経由して向山。
いきなりきつめの傾斜で、朝泣きしそうになる。
うまくいけば向山で日の出見られるかなー
と思っていたが、登っている途中でご来光。
しかも向山には眺望がほぼなし。
ちょっとだけ急いでいたので、山頂で息を整える休憩。
ゲイターをし忘れていたので、ここで装着。
ところにより、足首あたりまで雪があるので必須です。ゲイター。
雪解けのところもドロドロなのでそういう意味でも着用しておきましょう。
滑るようなところはないので、チェーンスパイクは不要と判断。
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今度は下山路。
ところどころにベンチがあって休憩スペースのある、いい道でした。
順調に下山すると道路にぶつかり、川にも出合う。
谷あいに出たのもつかの間、すぐに登山道に入り、傾斜を登る。
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■氷室
向山と同じくらいの標高まで登り、
氷室の町に出る。
山間の素朴な町の感じがいい。
この辺からしばらく道路歩くのですが、スケートリンク状態なので気を付けてください、、
全体でなくスポット的にあるのでまたたちが悪い。
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氷室神社のほうにもお参り。
こちらも素朴で好きな感じ。
木造建築が古くなっていい味出してました。
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道路を登り、下っていく。
城山は登らず下りに差し掛かって、あまりに危険な道路状態にチェーンスパイクを装着。
滑ってしまって怪我したりカメラが壊れたら泣くに泣けない。
安物チェーンスパイクだからまあいいでしょう。
しばらく道路が続いた後登山道にはいっていく。
この辺からマウンテンバイクの跡がある。
感心しながら登る。
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ちなみにこの辺り、秋は迂回路を通れと公式サイトにもあったが、
標識によるとマツタケの採集可能期間のせいらしい。
京見峠を過ぎ、黙々と歩を進める段階に入ってきた。
二ノ瀬からここまでやたら倒木が多く、登山道に横たわっているものも少なくない。
細い巻き道などは慎重に。
くぐるタイプは体力の消耗が激しいので地味につらい。
■上ノ水峠※注意喚起※
ようやく下山の段階に入ったかというところで
上ノ水峠に到着。
※上ノ水峠について向かって右側の登る道が正解でした!
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マップではここは真直ぐ行くことになっている。
しかし、真直ぐの道は黄色いテープが渡され、立ち入り禁止のようだ。
YAMAPでもこの先でがけ崩れの情報がある。
残るは左手の下る道か、右手の登る道。
問題は右手の道がYAMAPにもルートがないこと。
いつもの京都一周トレイルの標識は右に行けと指示しているので余計に混乱。
ルートのない道を進むことに恐怖感があったので
左手の下る道を行く。こちらから迂回路があるかもしれない。
(多分疲れで下る道を選択したい気持ちもあった)
しばらく進んでも目的の方向からは離れていく一方で迂回路などない。
なので慣れないながらも地図読みすると、谷あいの道を下山する道で、目的の山とは反対の谷を降りている。
ここから迂回路につながるのは考えずらい。
早朝出発のおかげで、時間に余裕があるので、やはり戻って登る道を行ってみる。
東海自然歩道を行くと、いつもの京都一周トレイルの標識があるので少し安心。
これが正解なのね。疲れたよ。
■沢の池
体力を消耗しながらもルートが見つかって安心。
綺麗な小川も観れて気持ちもだいぶ楽になる。
しばらく行くと、沢の池に到着。
ここが非常に美しい!
ほんとに京都?と思うほど秘境感のある場所で、また来たいと思う。
澄んだ湖と、美しい山が囲む景観。長野にでも来た気分。
2台ほど車もとまっていたので車でも来れる場所みたいです。
キャンプしてる人がいて羨ましかった。
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仏栗峠を越えると下山路になる。
お久しぶりの道祖神さんともご挨拶しながら無心で下る。
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■栂尾
栂尾の町に出るとまた安心する。
人里っていいね。
この辺のお寺は紅葉の名刹のようで、町も川もきれいで気持ちがいい。
西明寺というお寺にお参り。真言宗のお寺のようです。
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■高雄
少し歩くと川遊びできる川と高雄観光ホテルが見える。
確かに夏になれば川に入るのも気持ちよささそう。
ホテルの喫茶室でそばが食べられるというので思わず食してしまった。
これで、グレートアップストリームに倣っていたルールを犯したことになる。禁忌破りその1。
にしんそば超うまかった。七味とともに山椒も置いてくれているのが地味に高評価。
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良い昼食を食べてかなりいい気分。
ここからなだらかな下山路になる。
今日は晴れている!綺麗な川沿いを歩くのに絶好の天気!
川沿いでコーヒーを淹れているナイスミドル二人がいてかなり羨ましい。
川好きの大好物、川沿いの下山路を満喫しながら下る。
ほんとたのしかった。
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■清滝
清滝という地域に入り、急に人が増える。登山者と野球少年たち。
ここは愛宕山の登山口になっているようで、時間的にも下山者がいっぱいいた。
愛宕山にも行きたい。5時間くらいで下山できるみたいだし。
駐車場とトイレもあり、バスも来ている。人気ですねえ。
というか野球少年たちはなぜここにいるんだ?
球場などなさそうだが、、走り込み?
車やバスで下山する人が大半の中、道路を歩き下山する。
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■鳥居本
愛宕念仏寺によって、大量の地蔵石像を観た後
鳥居本という地域に入り、伝統的建築物の合間を通る。
この辺りからもうここは嵐山駅と直結している実感がわき、気が抜けてくる。
気が抜けすぎてなんどか道を間違えながら嵐山公園に到着。
人気の観光スポットなので、こんなドロドロのやつがいていいのか不安になる。
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■下山
嵐山駅について、一安心。
本日の終着点は有栖川駅。
実は宿をとっていました。禁忌その2。
まあ、交通費も時間もしんどかったので、思い切って泊りがけにしました。
次の日の行程大したことないし、、、
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お風呂は天山の湯!
最高でしたが、めちゃくちゃ人多くてあんまりゆっくりできなかったのは残念。
久しぶりにサウナにも入って気分爽快。
食事もできるので、ビールとラーメンをいただく。最高!
(ちなみに最近太ったのでダイエット目的もあったがあまり痩せていなかった。。今日だけで5000キロカロリーくらい消費してるのになんでだ!?というやけ酒)
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宿に入って、コンビニで調達した酒を飲みながら
明日の行程を確認したらすぐに眠気が来る。
早起きしたからなあ。
■感想とまとめ
やりがいのある4日目でした。
最初の登りがきつかったのと割とアップダウンを繰り返すので体力使いますね。
それでも、沢の池や、高雄などの素晴らしい場所が後半に訪れて気持ち良く終われました。
愛宕山をチラ見せしてくるのが憎いです。またここに来たくなる!
さあ、気持ち的にはすでにゴールしている気持ちで、消化試合のような最終日が次です!