Candlelightコンサート
「candlelightコンサート」という聞き慣れないコンサートに参加してみた。
調べてみると米国のユニコーン企業「fever」が提供しているコンサートのようだ。
今回参加したのは、北九州の門司にある結婚式場で開催されたコンサート。
このアモーレヴォレ・サンマルコという結婚式場だが、雰囲気はまさに中世ヨーロッパで、まるで海外旅行に来たかのような趣だ。
世界100か国以上で開催しているという世界規模のイベントになっている。
恐らく日本ではまだ知名度が低いが、キャンドルで会場を埋め尽くし、
ムードある雰囲気の中、音楽を奏でるという何ともロマンチックな試みで
今後日本でも人気が出てくるのではないかと期待している。
キャンドルはLEDキャンドルになっていて、本物の炎ではないもののしっかりと幻想的な空間が表現されている。よくここまで敷き詰めたなとスタッフの苦労が想像でき、全ては感動を作る為の仕事だと思うと泣けてくる。
さて本題だが、演奏はオーケストラではなく弦楽四重奏になっていて
中規模のコンサートといったところではあるがこれもまた味があって
四重奏ならではの独特の音色を届けてくれる。
パートは1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとなっている。
プログラムはなんとジブリ名曲集。
なんとも嬉しいプログラム。これはクラシック好きでなくても興味を
持ってくれる人が多いことだろう。
私もジブリ作品が大好きな一人で、特に千と千尋の神隠しは
個人的にジブリ史上No.1映画だと感じており、何回見返したことか・・。
プログラム
「菊次郎の夏」サマー
「魔女の宅急便」海の見える街
「ハウルの動く城」人生のメリーゴーランド
「千と千尋の神隠し」千尋のワルツ
「天空の城ラピュタ」君をのせて
「となりのトトロ」風の通り道
「もののけ姫」メインテーマ
その他
元々このプログラムだったが、実際は少々プログラム変更があった。
これだけの名曲が揃ったプログラムはなかなかないと思う。
正直知らない曲がないほどの名曲揃い。
今回の演奏会場は結婚式場なので、本格的なコンサート会場に比べ
比較的至近距離で演奏を楽しめることはメリットの一つかもしれない。
座席はAゾーン、Bゾーン、Cゾーンに分かれており、指定席ではなく先着順で座る自由席となっている。
座席の背もたれに高さがあり、後席の方は少々見えづらかったかも知れない。
勿論、結婚式場なので後席まで見えやすいレイアウトにはなっていないことは仕方がない。
演奏者の経歴が気になっていたが、合間のトークで話されていた内容によると、ウィーン音大卒や九州交響楽団の団員の方もいた。
演奏時間は約60分程度で、チケット代は6000〜8000円と少々コスパ的には割高だが、ジブリファンにとっては満足出来るコンサートではないだろうか。
近いうち、久石譲さんのコンサートにも行ってみたい、、、。