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【フィン活②】ロヒケイットを作る

 朝のお出かけ!と思って準備して、ダウン羽織って息子にも上着着せて、抱っこ紐装着!したところで、息子が目を擦りうとうと…。そのままゆらゆらして寝ついたところでお布団入れました。
 朝寝昼寝どっちかになるのってそろそろじゃない?うちの子寝過ぎでは?

 シナモンロールの次は北欧のごはん食べたい!と勢いづいて、スーパーで鮭を買ってきた。前から気になっていたロヒケイットを作るのだ。

 ロヒケイットとは、フィンランドで食べられている鮭のミルクスープ。レモン汁も入れて酸味もある、とのこと。じゃがいもやにんじんなど、材料は当たり前に使うものばかりだし、冬にぴったりな温かいスープで美味しそうだ。

 さて、スーパーにて鮭は問題なく手に入れたのだけど、ここで問題発生。ディルが売ってない。都会にはあるんだろうか…ここが田舎だから無いのか…?ネットを見てみたらギャバンとかのシリーズにもあるので、やはり単にうちの周りの品揃えの問題らしい。
 仕方ないので、ネットで「ディル 代用」で検索して出てきたタイムを買ってみた。

 いくつかレシピを見ると、本場のものは生クリームをどっさり使うらしいのだけど、お値段的にもカロリー的にもどうよ、と思ったので牛乳で作ってみた。のだけど、さらに牛乳がぎりぎり足りなくて100mlほど豆乳になってしまった。どんどんあっさりしていく私のロヒケイット。
 タイムはホールで買って散らしたら、夫に虫やゴミと勘違いされないだろうか、という感じで浮いているのは果たして正解なのか。
 そうやって、疑問符だらけのロヒケイットがとりあえず完成した。

 夜ごはん、さすがにスープだけってわけにはいかないので、ミートボールを作ることにした。どうせなら北欧っぽく、と思ってフィンランドやスウェーデンのレシピを見てみたけど、ソースを作るのに材料が足りなかったり工程が面倒そうだったので、前に作って冷凍しておいたトマトソースで煮込むことにした(ちなみにこのトマトソースはNHKの番組で角野栄子さんが作っていたのを真似たもの)。

 ロヒケイットとミートボール、そしておばあちゃんからもらってきたポテトサラダが本日の夜ごはんとなった。しれっと夫に出しながら、心の中で「なんだか北欧っぽい献立…!」とわくわくしていた。

 さて、ロヒケイット。ミルクスープの中にほのかな酸味が新鮮で、タイムの風味も意外と良かった。鮭は切ってそのまま煮込んだだけで臭みが心配だったけど、何の問題もなくスープのミルクに馴染んだ味になっていた。これは、美味しい。

 ちなみにミートボールも大成功。タネが柔らかくなりすぎていたけど、いい感じにトマトソースと絡まってくれていい味付けになった。たっぷり入れた玉ねぎのシャキシャキした食感がまた良い。これを作るためにまたトマトソースを常備しておこう、とさえ思った。

 Kindle Unlimitedで検索したら北欧レシピ本があ理、割と作れそうなものもあるのでこれからも挑戦してみたい。平べったいパンケーキなんか、『スプーンおばさん』に出てきたやつで憧れてしまう…!(ジャムはコケモモのジャム一択)


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