√Letter Last Answer vol.11
翌日、渡辺が宿に押し掛けてきます。メガネが自殺するらしいというところまでは一緒。
ただ、場所はみんなとの思いでの場所だと言います。日御碕灯台に行きますが、その途中昔話に。
ここでビッチの優しさがわかります。
到着すると、メガネが自殺の理由を言うのですが、どうやら思い描いていた未来と今の自分のギャップによる葛藤のようです。横領ではないみたい。
なんとも有りがちな葛藤に、ガリが言葉で噛みつきます。
なんとも友人思いな言葉です。そして、みんなが思いどおりに進んではいないことを話していきます。
由香里は館長選挙に落選し、ライバルが当選したことで夢が遠ざかったようです。
なんとか田中が自殺を思いとどめたあと、文野家の火事について真相を聞きます。
クリスマスパーティーのあと、文野家では火事がおきました。文野教授も洋子さんも一度は逃げ出しました。しかし
亜弥がいないことに気がついた洋子さん。亜弥を探しに火の中へ戻っていってしまいました。
これが真相。栞が亜弥を演じなければ起きなかった事故です。彼女は後悔の念にかられたようです。
そして、彼女のその後について聞いてみることに。
どうやら、栞は大森が好きだったようで、バレンタイン💝でも家の外で待っていたよう。しかし、大森はその事に気がつかなかったようです。
その大森は別の人と結婚することが決まりましたし、年月と共に代わりゆくものですね。
最後に見たのは寂しく旅行カバンを持って地元を去る栞の姿だったようです。
結局、栞の居場所を知っていそうな文野教授に会いに介護施設に行くことに。
会うと文野教授は覚えていてくれていました。そして
文野亜弥を演じていた吉岡栞がそこに立っていました。
久しぶりの再開にみんなは話しに華を咲かせます。それは高校時代に戻ったような光景でした。
そして、マックスは栞と会うのははじめて。始めまして、と挨拶する2人でした。
エンディングロールではそれぞれの後日談が書かれていました。
うまく行っている人もいれば、そうではない人もいますが、みな頑張っているようです。
マックスは東京ではなく島根に引っ越して会社を立ち上げたようです。ちなみに11通目の手紙はマックスの実家に送り、マックスが独身だったら渡してほしいと書いていたものでした。
それであの内容なら脅迫状のような……。
どうやら、文野教授を支えて論文の手伝いをしていたようですが、今度はマックスの手伝いをしてくれるようです。
これにて完結。真エンドは栞が結局、自立できないエンディングになってしまいました。
亜弥さん、教授、マックスと依存して生きていく栞が少し可哀想でした。
前のエンディングはアフリカに旅立って生き甲斐を見つけていたので、この後、自分の生き甲斐を見つけて、他の同級生のように而立して行くと良いですね。