Syberia:The World Before vol.2
新しい主人公ダナの美しい演奏に酔いしれていたら、場面は一気にかわります。
2004年冬、アイアン・タイガ地域の塩鉱山に場所はうつりました。ここにケイトは捕まって働かされているようです。
同じ部屋にはカチューシャという女性もいます。ミュージシャンだったようで、ピックなどがありました。
助けを待つケイトですが、それも神に祈る状態。そんなとき、警備の人から荷物をうけとります。
開けてみると母が好きだったオルゴールが入っていました。鳴らしてみると、ダナが弾いていた曲が流れます。
そして、手紙にはケイトの母が2003年8月23日に亡くなった事が書かれていました。
手紙には葬儀をギリギリまで送らせるから帰ってきて欲しいと書いてあり、航空チケットが入っていますが、囚われの身のケイトには行くことが出来ません。
ここで視点はダナに変更。彼女は身体のこともあり、卒業後は山で少しお仕事をすることになりました。そんな家族の会話中、ものが家に投げ込まれます。
そこにはハッキリとした差別の影響を受けるダナの家族の姿がありました。
さて、視点はケイトに戻ります。
悶々としながら鉱山で働くケイト。すると地盤が崩れ、穴が出来ます。進んでいくと
戦時中のものであろう列車や近くに遺体があるバイクがありました。
カチューシャと共に喜ぶケイト。2人で脱出をしようと計画し、バイクを動かせないか試行錯誤します。
調べていくと、どうやら熱狂的なファシストであるブラウンシャドウが各地で盗んでいたものが運搬中に何かしらの事故で置き去りにされたようです。
列車のなかでは面白いものも発見。
若い女性の肖像画ですが、カチューシャが言うにはケイトにそっくりなのだとか。
バイクも無事に動き、そんな笑い話をしながら出ようとしたとき
監視していた女性に見つかってしまい、銃を突きつけられるのでした。
全体的にめちゃくちゃ重たい話ですね。ダナの素晴らしい演奏の後は、ケイトの母の死や牢屋に閉じ込められて労働を強要されている状態には辛いものがあります。
そしてダナとケイトの関係性も気になります。