アイスホッケー観客動員数(2022-23シーズン終了まで)
3月末、今シーズンもアイスホッケーが終了してしまいました。この間にJリーグやWEリーグの開幕、世界的なスポーツイベントも目白押し。プレーオフの様子を見ていると、やっぱりプレーオフ出てみたいなーという気持ちにさせてくれますね。ファイナルはまさに死闘。とても素晴らしい試合でした。
シーズンも終了したということで改めて、観客数の推移をみて行きたいと思います。
★近年の観客平均推移
まずはコロナ前を含めた近年の状況から確認。
アジアリーグの2019-2020シーズンから見てみるとコロナで一気に減少しましたが、徐々に持ち直してきていることが伺えます。2023-2024ではなんとか2019-2020シーズンまで回復させたいところです。
また、アニャンは2019-2020シーズンより多いんですね。優勝したというのもありますし、チーム数が減ってファンが一つに集まったのでしょうか。状況が気になります。
★チームごとの状況
ここからは各チームごとに見ていきたいと思います。
☆横浜GRITS
まずは横浜GRITSから。認知度の向上もあって徐々にチケットが売れて来ているのがよくわかります。最終戦ではチケットも完売でしたし、来シーズン以降は、常時あの状態だといいですね。
一方でキャパシティの限界がすでに見えており、横浜という都市で本格的な動員を考えると今のスケートセンターでは限界がありそうです。
☆栃木日光アイスバックス
続いては人気のある日光です。コロナ以前は安定的な観客動員を誇っていました。ここ2シーズン徐々に回復していますが、過去の水準にはもう少し時間がかかりそうです。
ただ、チーム力は向上しシーズン終盤では1000人超えも出てきました。来シーズンの盛り上がりに期待したいです。
☆東北フリーブレイズ
続いては東北に唯一あるチーム、東北フリーブレイズです。ここも日光同様徐々に持ち直してきていますが、あともう少しといった状況。東北は全日本優勝以降、徐々に観客動員をのばし、最終戦では1000人オーバーでした。
今シーズンは全日本優勝とアジアリーグ最下位という両極端な成績でした。来シーズンは成績も上がって観客も増えることを願っています。
☆ひがし北海道クレインズ
アジアリーグで日本では最多優勝を誇る、ひがし北海道。しかし、日本製紙の撤退の影響もあり、かなり苦戦が続く状況。唯一、今シーズンの観客動員数の平均が前シーズンを下回ってしまいました。
もっとも、ひがし北海道は釧路以外に旭川や帯広などでも試合をしています。旭川では連日1000人を越える動員数でした。幅広いホームを武器にファンを増やして行きたいですね。
☆レッドイーグルス北海道
今シーズン準優勝だったレッドイーグルス北海道。観客を呼び込もうと積極的なイベントを行っていたのは他のチームのファンでも目に入りました。昨シーズン、初めて観客平均で1000人を下回りましたが見事な復活です。
来シーズンは更なる観客数アップと優勝にチャレンジしていくことになるでしょうか。
☆HLアニャン
最後は今シーズンのチャンピオン、HLアニャンです。シーズン開始時にアニャンハルラから急に名前が変わってビックリしましたが、観客数は近年と比べても良い成績。コロナの時期の観客数はわかりませんが、それを除いても素晴らしい数字なのはお見事。
ただ、シーズン開始の時期から徐々に観客数が減っていった事が気がかりです。
★来シーズンも楽しみ
今シーズン終了と同時にアジアリーグの来シーズン開幕予定日が公開されました。アジアリーグ2023-2024シーズンは2023年9月16日開幕です。
状況的にサハリンの参加は難しそうですが、来シーズンはどんな試合が待っているのか。楽しみで仕方ありません。