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Syberia:The World Before vol.10
一通り話したレニ。ルドビックは部屋を出ていってしまいます。
レニと二人きりになったケイト。
実はダナはレニとわかれた後も手紙をレニに送ってきていました。その最後の手紙をケイトに見せます。
ダナはアメリカで結婚し、ピアニストとして成功していました。
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しかし、旦那のウィリアムが亡くなった後、当時の看護師から信じられない情報を聞きます。
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なんと赤子はジマー家に引き取られていたようです。当然、ダナは子供に会いに行く決意をします。
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子供の居場所を突き止め、家に向かいます。そこの中心にいた女性。
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その女性はサラ・ウォーカー・ジマー。ケイトの母親です。
ダナは彼女と、一緒にいるジマー夫妻を見て自分は邪魔物だと認識します。
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サラを愛したいという気持ちになれなかったダナは家を去ろうとします。その時、ピアノの音が聞こえます。
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曲はヴァゲンの聖歌。ダナが誇りをもって弾いた曲です。
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ダナは少女のとなりに行きます。少女は驚きますが、パーティー出席者の1名だと思ったようです。
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2人は連弾をしながらダナは少女にピアノの弾き方を教えるのでした。
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ピアノが終わるとダナはそっと部屋を去っていき、少女はピアノを続けます。
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それが祖母とこれまでで唯一のふれあいであったと手紙で知るケイトでした。
やはりケイトとダナは血族関係でしたね。にしてはあまりにも絵を見かけるという偶然なスタートなように感じますが、運命とはこういうものかもしれません。
果たして祖母と会えるのか。いよいよ最終章です。