アイスホッケー観客動員数(2023-2024シーズン)
HLアニャンの優勝で幕を閉じたアジアリーグ2023-2024シーズン。レギュラーシーズンも最後までもつれて楽しかったですね。改めて2強という感じがしました。
ここからは観客数について少し見ていきたいと思います。
★レギュラーシーズンの観客動員数
今シーズンは昨シーズンに比べて軒並み観客動員の平均が増えています。レッドイーグルスやアニャンはコロナ前よりも観客を増やしていますしいい傾向ではないでしょうか。フリーブレイズとグリッツも平均1,000人まであと少し。来シーズンは達成したいですね。
★各チームの推移
ここからは各チームの推移を見ていきたいと思います。
☆レッドイーグルス北海道
クラブチーム化してから観客動員に積極的なレッドイーグルス北海道。レギュラーシーズン平均ではアジアリーグ開始後最多だった2007-2008シーズンの1,632人を上回りました。財務が公開されていないので広告費などわからない部分はありますが、取り組みは結果に現れているように見えます。引き続き、牽引して行ってほしいなと感じでいます。
☆東北フリーブレイズ
東北フリーブレイズも着実に観客動員を増やしつつあります。過去最高は2011-2012シーズンの1,165人。1試合あたり200人以上増やす必要がありますが、素敵なアリーナがあるのでぜひともチャレンジしてほしいです。
☆栃木日光アイスバックス
アイスバックスもV字回復を見せているチームです。こちらも1,300人平均に迫ろうかという勢いです。過去のレギューラーシーズン平均の最高は2005-2006シーズンの1,500人。(プレーオフ含めると2011-2012シーズンが最多)人気があるチームですので、これを上回るためにも活躍して多くのお客様を呼び込んでいってほしいです。
☆横浜GRITS
横浜GRITSも参入から4年。順調に観客数を伸ばしています。立見席なども登場し、これからどんどんと増やしていくことができそうな雰囲気です。一方で横浜市民、神奈川県民の数からするとやっぱりさみしい数字ではあります。数千人規模の方が来られるチームになるといいですね。
☆HLアニャン
2023-2024シーズンのチャンピオンHLアニャンも観客数が大きく伸びています。11月12月頃は急激に減ってしまいましたが徐々に終盤になるにつれて観客も増えてきました。終わってみればアジアリーグ参入後4番目に観客動員が多いシーズンとなりました。来年度も期待したいチームです。
★おまけなどなど
今シーズンはリンク外でも様々なことがあったアイスホッケー界でした。新しく立ち上がったIJリーグもあります。今後どういった形になるかわかりませんが、JリーグやBリーグを立ち上げた川淵さんの選手ファーストという言葉が心にしみたシーズンでもありました。流石に今から川淵さんに頼るのは難しいですが、そういった志の高い人が現れて、みなが幸せな形になればいいなと思う次第です。
最後におまけでアジアリーグの平均観客動員チャート。
中国のチームが意味不明すぎて参考程度に。