探偵・癸生川凌介事件譚『死者の楽園』vol.1
今回は携帯ゲームの癸生川シリーズ移植第3段
死者の楽園をプレイしていきます。
1999年夏、スーパーコースター『アルマゲドン』が史上最高速、最大高度を謳文句に登場。しかし、オープン前日の特別試乗会で脱輪。大きな事故となった。
そんな事件の話からスタート。
舞台は癸生川探偵事務所に移ります。
前回の海楼館事件から数ヶ月、ゲームのネタが尽きた生王は春蘭堂のクリームフィナンシェを片手に訪れます。ちょうど依頼者が来ていたようで、伊綱さんから紹介されます。
依頼者は遊園地『シャングリラ』の社長秘書、菊川春奈さん。遊園地に届いた脅迫状について調査を依頼しに来たようです。
早速、脅迫状を見てみるとなにやら意味深な言い回しです。
私は御使い。
私は天使がこう囁くのを聞いた・・・。
「行きなさい・・・。
七つの鉢に盛られた神の怒りを地上に注ぎなさい」と・・・。
私は第一の天使の力を借りて堕落したものに刻印を穿つ!
これは警告ではなく・・・裁きだ!
ロッキーより
といった内容です。しかも赤い血で書かれたものでした。ちなみにロッキーは遊園地のマスコットのようです。
そこに癸生川が現れ、
この内容はヨハネの黙示録からの引用だと言います。
本当に唐突に現れるし、知識豊富ですね。
ともあれ、これから起きるであろう裁きを止めるため、伊綱と生王は遊園地に行くことになりました。
遊園地に到着したものの客は疎ら。赤字経営のようです。噴水広場で占い師の深森さんに出会います。
彼女はクロワール☆薫子らしいですけどwww
彼女は脅迫状の事を知っており、探偵であることを見抜きます。そして遊園地のおぞましい話をします。
社長室に到着すると黄味島社長にお会いします。
黄味島さんは探偵助手とアシスタントしかいないことに怒ります。
それはそうですよね。
その後はなんとか話し合いに。
脅迫状が見つかったのはアマゾンクルーズというアトラクションの制御室。社長からの依頼は、脅迫状を出した犯人を特定…ではなく、脅迫状を知っている人間の特定と外部に漏れないこと…でした。
どうやら、釜石という社員が言いふらしているようです。
社長室を後にし、菊川からは改めて犯人捜しを含めて依頼がされます。そのとき、不気味な鳥のマスコットが!
軟派な口調で話しかけてきたマスコット。中には釜石さんが入っていました。
脅迫状について御使いをお使いっていっている時点でダメな子でしょうか。
彼はアマゾンクルーズの制御室で脅迫状を見つけた後は、色々言いふらしてまわったそうです。
社長は犯人を処分したと言っていたことを話すと、釜石さんは嘘だと断言します。その後、人に会う約束があると言って、菊川さんが止めるのも気にせず行ってしまいます。
次に向かったのはゴッドコースター。ここでは整備士の東さん。
コースターは3年前はギネス記録に載ったこともあるとか。
彼は脅迫状は釜石さんによるものだと思っているようです。お話を一通り聞いた後、13時からの整備に行ってしまいました。
続いてはボヤ騒ぎのあったアマゾンクルーズ。整備士の日野さんと出会います。
ボヤについて、電気系のショートはなく、犯行の可能性が高いとの事でした。
ということで、まずは全体像把握に努めつつ、人となりを把握し始める生王たち。社長が早くも怪しさ爆発です。
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