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続・御神楽少女探偵団vol.9
滋乃と時人が小野寺家の薔薇園でであっている頃、巴と千鶴はこれまでの事件を整理。
犯人は小野寺家を守るために犯行をおかしたと結論づけます。そして、別館をもう一度調べることにしました。
別館に行くとなぜか糸が。
どうやらシゲに早く部屋の掃除を終わらせるように言われたようです。207号室の糸はほかっておいて、205号室に行ってみることに。すると、なぜか糸の鼻唄が聞こえます。
そう、205~207号室は排煙口で繋がっていました。そして、糸が排煙口に詰まっていた新聞を取り除いたため、声が聞こえてきたのです。そして新聞の日付は犯行の翌日でした。そこまでわかったとき
御神楽さんが登場。滋乃もいっしょです。つまり、
・犯行は日向の部屋ではなく、片岡の部屋
・犯行翌日に部屋に出入りしても不思議に思われない人物
つまり、シゲさんです。彼女は秘密を知った日向を殺害するため片岡と組んでじっこうしました。そして建物の構造にあるスロープを利用し
彼女の部屋の真下に遺体を移動させることが出来たのです。そのとき、
シゲさんが現れ、自供します。そして、御神楽はシゲと二人にさせてほしいと皆にお願いします。
二人きりになると真相を話し始めます。きっかけは一郎太の出生の件。
なんと、彼は片岡と奥様のお子さんでした。その事実を知っているもの殺したということになります。
もともと奥様は旦那さまに惚れ込んでおり、子供が出来なくても幸せでした。しかし、養子に御神楽さんをとってから不安になり、シゲのアドバイスのもと、子をなしたそうです。つまり
御神楽さんが養子にならなければ幸せな家族だったはずなんですね。なんとも悲しい話です。
シゲは適当な理由で自首することに。
数日後、浅草の公園で一郎太と時人は話をします。彼はシゲのでっち上げた『女中をバカにされたから犯行に及んだ』という話を信じていませんでした。そして
時人に戻ってくる気はないのか?といいます。それにたいし、時人はもう小野寺でなく、御神楽と答えます。
ちなみに
このふたりも兄弟だそうです。どうでもいいですね...。
これにて蜃気楼の一族も終了。時人も小野寺家には戻れませんよね。唯一当主との血が繋がった人間な訳ですから。
お馴染みの絵も今回は
滋乃。これで早くもディスク2終了。ボリューミーですね。