探偵・癸生川凌介事件譚『海楼館殺人事件』vol.1
明けましておめでとうございます❗️2022年の一発目は推理ゲーム。癸生川シリーズからです。
このゲームは癸生川探偵シリーズの2作目です。
時期は前回の事件の半年後。
2003年の初冬。癸生川探偵事務所を訪れると伊綱さんが出てくれます。退屈しのぎにゲームをすることに。
始めに50を言ったら敗けで最大6個言えるということ。よくあるゲームですね。つまり、49を取った方の勝ちなので確実に後攻が勝つパターンです。7の倍数をとっていけばいいので先攻ではとれないですから。
このケームで先攻を渡す伊綱さん。
意地悪です。
そんなゲームをやっていると、音成刑事が現れます。彼のところに招待状が届いたようで、それを押し付けに来たようです。差出人は多摩ヶ原斎樹。
サナミ建設の元会長です。変な建物を作ることで有名で、人前では覆面をかぶるため、親族しか顔を知らない事でも知られています。そんな彼がたてた海楼館への招待状です。
何だかんだで伊綱と生王の2人で行くことに。
なにやら意味深ななぞなぞ?もありましたがよくわからないままでした。
海楼館に向かう途中のクルーザーで一人の男性と出会います。彼の名は大森さん。県警の刑事だそうです。なんで、色々な刑事を呼んでいるのでしょうか。事件性の匂いがします。
伊綱さんの最もな突っ込みを聞きつつクルーザーは海楼館に到着します。
そしてたどり着いた海楼館。
つくと馬込さんが出迎えてくれますが、クルーザーはどこか行ってしまい軟禁状態になります。
本館に向かう渡り廊下はガラス張りかと思えば真っ暗な作り。
ちょっと残念です。
そして、馬込さんに色々聞くも彼はサナミ建設の平社員で今日来たばかり。なにも知らないそうです。
馬込さんが話すには、招待された客は全部で7人。これからどんな事件が起きるのか。いよいよ本館に入っていきます。
ということで、海楼館の物語がスタートです。密室というミサテリーの定番のなかでどんな事件が起きるのか。ワクワクしますね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?