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アイスホッケー観客動員数(2022年まで)

今年もいよいよ終わり。2022年も明るいニュースが少なかったですが、サッカーのワールドカップは盛り上がりましたね。普段スポーツ見ない友人たちも見ていました。やはりAbemaが大きかったです。TVだと友人の半分くらいは持っていないですから。本当に久しぶりの共通の話題だったと思います。

さて、そのサッカーに負けじと年末に行われた全日本アイスホッケー選手権も白熱した試合が続きました。アジアリーグ勢同士の試合はすべて1点差。1試合にかける気持ちが見えましたね。その直後の今週の試合も白熱した試合が多くて面白かったです。

そんなアイスホッケーにおけて、日本が参加する最高峰リーグ「アイスホッケーアジアリーグ」は残念ながらまだまだ人気があるとは言い難いです。ただ、横浜GRITSができて見始めたアイスホッケーですが、少しでも多くの方に知ってほしいと思います。

ということで今回は年末で全チーム26試合消化したということでホームゲーム数にばらつきがありますが観客動員数について見ていきたいと思います。


◎2022−2023シーズンの観客動員数

まずはこれまでの観客動員数について見ていきたいと思います。

▲直近3年の観客動員数(プレーオフ含む)

今年からHLアニャン(アニャンハルラ)が復帰して6チームで始まったアジアリーグ。リーグ全体の観客動員数の平均は800人くらいです。過去2年間に比べて増えているものの、かつては1000人を超えていたことを思うと少し寂しい数字。最も多いのはレッドイーグルス北海道。唯一の1000人を超える観客動員です。続いてHLアニャン、栃木日光アイスバックスと続きます。


◎チーム別の観客動員推移

ここからは日本チームの観客動員推移について見ていきたいと思います。

★横浜GRITS

▲横浜GRITSの観客動員数推移

まずは応援する横浜GRITSから。参入のタイミングが悪く、いきなり入場制限からのスタートでしたが順調に増やしています。最近は空席も目立たなくなってきましたし、チームも少しずつですが勝てるようになってきました。まずは横浜のスケートリンクに入りきれないくらい集めたいところ。
もう少し非線形的な成長がほしいですね。

★栃木日光アイスバックス

▲栃木日光アイスバックスの観客動員数推移

スポーツの盛んな栃木。栃木SCや宇都宮ブレックスなどサッカーやバスケタームもあります。その中でも観光地である日光にあるチーム。安定的に1000人を超える観客動員数を誇っていました。年々若干戻ってきているものの、2019-2020年までのような数字までは遠いです。TwitterなどSNSのフォロー数などが多いですが、インスタはまだまだ。うまく宣伝して、活気のある霧降を見てみたいです。

★東北フリーブレイズ

▲東北フリーブレイズの観客動員推移

続いては東北唯一のチーム。全日本選手権も3年連続準優勝のあと、先日の大会で5年ぶりに制しています。アジアリーグも3度制している強豪です。

近年は少し観客動員数に伸び悩んでいるものの、ここ3年間では一番の観客平均数。インスタなどのSNSも積極的に使っている印象です。アリーナはアジアリーグ一番なだけに、魅力が伝わって増えると良いですね。

★レッドイーグルス北海道

▲レッドイーグルス北海道の観客動員推移

クラブチームになってからはあまりたってはいませんが王子の流れを組む古豪。アジアリーグ2度の優勝を誇ります。

YouTubeなど積極的な活動も見られますし、いろんなイベントで観客を呼ぼうとしているのがわかります。その成果は数字にも明らか。2019−2020に近づく数字を出しています。

★ひがし北海道クレインズ

▲ひがし北海道クレインズの観客動員推移

最後は全日本では惜しくも決勝で敗れましたが、それまでの2連覇。そして4度のアジアリーグ制覇。日本で近年もっとも成績を残している強豪です。

残念ながら親会社の撤退、不祥事、集団感染など色々な要因もあって観客数は減少の一途。今年は地方開催も多いですし、ファンを増やして歯止めをかけ、今後巻き返していってほしいです。


◎今シーズンも残りわずか

来年に入るとヒーローズなどのイベントもありますが試合はあと僅か。PO進出チームもほぼ固まってしまいましたがまだまだ順位は確定していません。もっと盛り上がって、観客が増えてくれると嬉しいです。

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