アガサ・クリスティ作 『ABC殺人事件』vol.2
第1の事件が解決出来なかったポアロ。
小説のように簡単には犯人像が浮かび上がりません。そんな中、ABCから再び手紙が送られてきます。
小馬鹿にしたような予告状。次はベクスヒルに注意しろと書いてありました。ここで何かを感じたポアロ。警察本部に向かいます。
ジャップ警部にABCと順番に地名と名前のセットで殺人事件が起きていると話します。
しかし、実際に事件は起きてしまいました。ポアロたちは現場に向かいます。
現場でジャップ警部と会うと早速、ポアロのファンの事件だと嫌みを言われます。現場をみると
美しい女性が無惨な姿で見つかります。首を絞められたようです。ABCトレインの話は公にしていないため、模倣とは考えにくく、同一犯の可能性が極めて高いです。
勤め先で聞き込みを行ったところ、彼女が1人で働いていた時間帯があったこと。そしてその時の客が怪しいことがわかります。
まず、被害者の姉に会うことに。
姉の話では、妹さんはかなり遊んでいるようです。婚約者がいますが、結婚するまでは自由にデートをしている模様。また、歌が好きなのですが、喉を痛めているみたいです。
ちなみにこの姉のミーガン。妹の婚約者を狙っているみたい。姉妹揃って手強そうです。
続いて婚約者に会うことに。
婚約者のドナルドには確固たるアリバイがありません。犯行動機もそれなりにあります。しかし、連続殺人の観点で考えるとしっくり来ません。
結局、被害者ベティは見ず知らずの人には流石に着いていかないことがわかり、顔見知りの犯行であることがわかるのみでした。
結局、ABC殺人事件は公にしれわたることになります。それはポアロが解決出来ていないことでのあります。
次の予告状もポアロをバカにしたものでした。予告によるとチャーストンで次は事件が起きる模様。
しかし、宛先が誤っており、3日前に出された手紙💌がポアロに届いたのは犯行予告当日です。
そして
カーマイケルが殺害されたとジャップ警部から連絡が来たのでした。
事件は原作と似た感じですね。原作ははっきり覚えてはいませんが、大体の内容は覚えているので。
そして、場面が色々変わってキャラクターも動いて楽しいです。3Dの良さがしっかりと出ています。この後、最後はどうなるのか楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?