見たかった観せたかった景色をみにいこう〜スピンオフその2
「裸になる」
演出的にも「絶対」外せないのは最初からわかっていた。
日澤さんもアフタートークショーで演出的にも絶対外せないとおっしゃっていた場面。
男だと証明するために裸になる。
裸。
映画を観て、戯曲を読んで、このシーンは絶対外せないのは理解していた。
きゃー♡圭人くんの裸♡とはなれなかった…
高木くんの「裏切りの街」の情報解禁された日の衝撃を思い出す。
あの日、私は「圭人くんがこの役をやったら…」
考えただけで、ちゃんと受け止めきれるのか自信がない…泣きそうな気持ちになっていた。(セクシーなシーンも含めて。今回もセクシーなシーンはあったけど、とても綺麗に幻想的に魅せてくれたのですごく嬉しかった。ありがとうございます日澤さん!!)
圭人くんが本当に真摯に日々、ソン・リリンに向き合い、沢山のお稽古を重ねていたのを知っている。
悩んでいるのかな?もしかしてちょっと大変なのかな?
あ。今日はめちゃくちゃ楽しそう♪
そんなふうに圭人くんの日々の心の動きを感じたり、なによりも圭人くんがソン・リリンという役に全力で取り組む姿を毎日圭人くんが教えてくれたのは、私自身の心にすごく響いた。
そして
圭人くん自身もお稽古が始まってからのインタビューで「自分がこれからどうなっていくのか」
そう言っていたのを読んで、これは私だけじゃなくて
圭人くんにとっても大きな意味のあることなんだ、意味があることにならなきゃ意味が無いんだって思った。
それでも、実際に目の前で見るまで怖かった。
圭人くんは傷ついたりしてないのか。
役者とはいえ、演技だとはいえ、
みんなの前で裸になるのは嫌じゃないのかな。
インティマシーコーディネイターが間に入りサポートして欲しいと要望を送ったくらい、圭人くんが傷つくのは耐えられなかった。
どんなに意味がある場面でも…
その場面が近づいてくると心臓はドキドキして震えてきた。
怖い。
実際は、その前のアクション(前を向いてパンツを下ろそうとする)にしぬほど驚いたから←
向こうを向いてサッとあっけなく…
生まれたままの姿の圭人くんが目の前にいた。
その背中が何を語るのか知りたかった。
初めて観た日とその後の2回観た日と感じたものが違うのはきっと私の心の変化なんだと想う。
もしかしたら…圭人くんの変化もあるのかも…
幻想→現実へ戻る場面。
ガリマールとソン・リリンの立場がここを境に逆転していく場面。(ここから先のソンとガリマールのやりとりは本当に感情がダイレクトに伝わって鳥肌…)
意味のある場面。完全に。
だけど…
双眼鏡でのぞくことは出来なかった。
前方で普通に肉眼で見える位置にいても双眼鏡で毛穴まで見たい私だけど←
これだけは出来なかったのは
圭人くんがどんなふうにソン・リリンを創ったのかを知っているから。
覚悟を持ってソン・リリンを生きてるのを感じたから。
あの背中を見て、双眼鏡でのぞくなんて…出来ない。
裸の時間が長いから
ずっとずっと「お願い…早く着物を羽織って…」と願いながら観てしまうのは…
圭人くん、許してね。
でもね。
本当にほんとにかっこいいよ!!!!
美しい妖艶なドレス姿のソン・リリンは華奢な女性なのに、裸になって、その本来の姿になるソンの後ろ姿は
広い肩幅、程よくついた筋肉…
体型さえ変えてしまうものなの⁇
これだけでも圭人くんが…内野さんの言葉を借りるなら
「命を賭して」ソン・リリンになったんだって
私に伝えてくれたんだってそう想った。
これからもこうゆうことは何度もあるって思う。
その度に、圭人くんと一緒にキャラクターへの旅をしていけたら…なんて想ってしまう。
わがままだね。
本当に今の私は幸せなんだなぁ…って実感する。
圭人くん
いつもありがとう♡