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ハーマー&ドリーの聖地を巡る Part2
予告通りにまんまと更新できなかったnote。前回に引き続き「浜の光の届く場所」と「ハーマー&ドリー」の動画リストから、ハマドリが巡ったホームタウンを紹介する聖地巡礼シリーズ第2回となります。GWに突入し、超人気スポットが大混雑する中、いわきFCホームタウン内のほっと心が安らぐ場所、思わず立ち止まって13年前に思いを馳せる場所を巡るのも良いかもしれません。ぜひ、訪ねてみてください。
注意
1.いわき市は大きい。双葉郡を入れるとさらにでかい。いわき市だけで東京23区の約2倍の面積があるので、複数箇所を巡る場合、車での移動が必須となるかと思われます。
2.場所によっては駐車場がありません。路上駐車を中心とする違法駐車は厳禁です。
聖地へ
富岡町
・富岡漁港
双葉郡富岡町仏浜釜田60
JR常磐線富岡駅から徒歩約15分
富岡駅から東へ約1キロ。駅を渡る橋から漁港の全景が見えます。太平洋と空の青さがとても気持ちのよい場所です。東日本大震災までは漁港の北に「ろうそく岩」と呼ばれる岩がありましたが、震災の揺れの影響で土台部分などを残して崩落してしまった、とのことです。今回写真を見て、一度見たがったな、、、と思いました。
※※注意※※
漁港地区のうち防波堤、波消しブロックなどは撮影などの特別な許可がない場合は立入禁止となります。危険ですし、絶対に立ち入らないで下さい。また漁港部分は港で働く人々の労働場所となるので、立入禁止区域以外でも樹分にご注意下さい。
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・真言宗智山派 紅葉山宝泉寺
双葉郡富岡町本岡王塚451
JR富岡駅から西へ約3キロ
富岡川の北に鎮座する真言宗智山派のお寺。通称「花の寺」。
富岡町中心市街地から夜ノ森方面に向かったあたりにあります。今回仕事の関係で目の前を通りましたが、4月上旬は枝垂れ桜が本当にきれいで多くの参拝客で賑わっていました。時間があれば立ち寄りたかったけど、車の中から部下と2人で「おおお…」と感動しながら通過しました…来年は宝泉寺→夜ノ森と富岡の桜を楽しみます。
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川内村
・天山文庫
川内村大字上川内字早渡513
趣きのある「図書館」です。いわき市出身の詩人でカエルをテーマに詩作を行っていた草野心平が、モリアオガエルの生息地・平伏沼を度々訪れていたことから名誉村民の称号を受け、返礼として3000冊の蔵書を寄付したことを契機に設置された文庫となります。国道399号線から1本入った場所にあり、近くにはCafe Amazonやベーカリーリヴィエールなどおしゃれな場所も。
草野心平&ドリーな気持ちで縁側に座るのも一興。
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・川内いわなの郷
双葉郡川内村上川内炭焼場516
川内村の中心部から北に釣り堀、レストラン、コテージ、体験交流館、BBQ広場などがある自然豊かな複合施設です。釣り堀は12月~3月中旬まで冬期休業。緑がいっぱいで、水のせせらぎ音が聞こえる癒やしスペースです。東北リーグ時代の2019年にスタグルでいわなの郷さんの焼き魚が出たことがありましたが、むちゃくちゃ美味かったです。
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葛尾村
・葛尾村復興交流館あぜりあ
双葉郡葛尾村落合落合20−1
原子力発電所事故による全村避難からの復興のシンボルとして2018年に建設された交流施設です。交流棟、音楽練習や会合などに使える蔵のほか、様々な検体の放射能検査を実施できる放射能検査室の3棟から出来ています。国道399号線中、川内村から飯舘村の区間に名付けられた「あぶくまロマンチック街道」沿いにあり、休憩でも利用できます。交流館では地場産品の販売も行われており、村特産の「凍み餅」の販売もされています。雰囲気は心温まる小さな道の駅です。
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・かつらお胡蝶蘭合同会社(かつらお胡蝶蘭ホープホワイト)
双葉郡葛尾村落合菅ノ又148-2
震災後、将来の名産品として日本一の胡蝶蘭生産地になろうという強い思いで立ち上がった会社で生産しているのが胡蝶蘭「ホープホワイト」です。上記「復興交流館あぜりあ」の南に栽培工場がありますが、現在一般の見学は実施していないようです。
上記ページから購入が可能となっています。
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浪江町
・道の駅なみえ
双葉郡浪江町幾世橋知命寺60
国道6号線と請戸川の角地にある、みんな大好き道の駅。なみえ焼そば食べたり、シラス丼食べたり、ももクロ自家製サングリア買ったり。後ろにはラッキー公園もあります!大人も滑れます。
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![](https://assets.st-note.com/img/1714611656117-YyYBLJ2U71.jpg?width=1200)
・震災遺構請戸小学校
双葉郡浪江町請戸持平56
海岸から500m程の距離で津波の直撃を受けたものの、犠牲者が1人も発生しなかった小学校。津波が訪れた当時の姿で、防災や避難の重要性を後世に伝える施設です。9時~16時半まで入場可、最終受付は16時。
一度は見学していただきたい施設です。
双葉町
・FUTABA Art District
JR双葉駅、産業交流センター付近
壁画アートカンパニー「OVERALLs」が双葉駅、産業交流センター付近の建物に手掛けた壁画アート。今回初めて知って、絶対に訪れたいと思いました。表現は間違っているかもしれませんが、アメリカンテイストあふれるイラストが建物の壁に描かれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1714636802686-25s4OYrwjF.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714637466950-pRMl35ekW9.png?width=1200)
・双葉町産業交流センター
双葉郡双葉町大字中野字高田1番地1
企業が入るほか、貸会議室やフードコートレストランなども併設した交流施設です。復興産業拠点に指定された同町中野地区に建築され、企業の利便性向上を図る機能のほか、観光や学習に役立てられています。ハマドリが太平洋を見つめた屋上も立ち入り可能です。
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大熊町
・学び舎ゆめの森
双葉郡大熊町大川原南平2019−1
新スタジアム検討委員会にも委員として携わる南郷市兵さんがGM(校長)を務める、認定こども園と義務教育が一体となった町立学校。0歳~15歳までシームレスに繋がった、施設も教育内容も非常に先進的な学びの場所です。ハマドリと触れ合う子どもたちの笑顔に、町、郡の未来を感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1714638477711-P9BQ5zfPFS.png?width=1200)
・ハマドリが立ち尽くす場所
双葉郡大熊町熊新町付近
「浜の光の届く場所」Episode.3でハマドリが立ち尽くす場所。奥に双葉病院が見えることから、国道6号線から県道255号線を西に入った付近となります。
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動画の最後にハマドリが立ち尽くすシーンで終わる「浜の光の届く場所」Episode.3ですが、非常に寂しげな印象を最初持ちました。絶望に呆然とするハマドリ。けれど動画を見返し、自分が訪れたことのある場所を思い出し、まだ訪れていなかった場所について調べる中で印象が変わってきました。
「浜の光の届く場所」はかつてないほどハマドリの背中がクローズアップされた動画です。ハマドリはその全身で、いわき市や双葉郡の「今」をしっかりと目に焼き付けたのでしょう。背中をフィーチャーしたということは、真っ直ぐ前に向き合ってるということ。住んでいた方や住んでいなかった人、色々な立場の人がいますが、真っ直ぐに今を見つめ、出来ることをやっていくことが大事。寂しげな背中からも「ボクガヤル」とでもいうような、そな決意を感じたのです。
そんなストーリーを受けてのハマドリ・ロイヤリティフリー計画。ぜひみんなで盛り上げていきたい、と思います。
前回のnoteに記載した言葉を最後に、今回のnoteを〆たいと思います。
「Everyplace is Special to Someone」