日本からシンガポールへ(コロナ禍渡航)
先般ベトナムから日本へ一時帰国し、予防接種を受けました。
会社と社会に振り回されつつ、今度はそこからシンガポールへの移動です。さらば日本。
(以下、2021年10月13日時点の状況です。隔離生活は別途書こうかと思います。)
妻と、娘(2歳)と、私の3人での移動記録です。
ベトナムからの帰国の途はこんな流れでした。
渡航後の隔離が7日になった
2021年10月6日より、日本から渡航の隔離期間が短くなっていました。
5月に渡航の話が出たときは21日
10月の渡航直前までは14日、
実際は7日に。
ああよかった!でも一つ、落とし穴がありました…(後述)
出国前準備
コロナ関係なく通常やるもの
・ビザ取得
・渡航許可取得
・子供の予防接種証明(コロナでなく、麻疹等の接種要件がある)
コロナ関係で必要になった(と思われる)もの
・ワクチン接種とその証明(ワクチンパスポートと言われるやつ)
・出国48時間前のPCR検査とその陰性証明書
・シンガポール現地での電話番号
→会社で手続きした通話SIMを事前に送ってもらいました。
→個人での契約は、入国後、ワークパス(ビザ)の本登録とIDカードの発行が無いと出来ないらしい…
・入国時のチャンギ空港PCR検査の事前予約と支払い
→SafeTravel Conciergeというサービスへ登録・ログインすると、各種手続きがチェックリストになっていて分かりやすかったです。さすがですシンガポール。
→https://safetravel.changiairport.com/#/
・アプリでの入国カード、健康申告の提出
・アプリインストール→やたらとインストールしました
やたらと入れ(させられ)たアプリたち
入国前に入れたもの
SG Arrival Card:入国カード、入国時の健康申告
TraceTogether:追跡アプリ。感染者接触確認や施設入場のチェックインやワクチン接種、PCR検査のステータス表示
WhatsApp:連絡アプリ(隔離状況確認の連絡が来る)
隔離開始時に入れたもの
StayHome@SG:隔離中の電話番号、隔離デバイス(後述)登録
→スマホアカウントの国設定がシンガポールでないとダウンロードできない仕様でとても面倒
隔離明けの業務等で必要と言われたもの
(現状まだ使っていない)
FWMOMCare:健康状態申告
SGWorkPass:ビザ確認、登録
SingPass:政府系サービス利用など(マイナンバーのようなもの)
HealthHub:医療状態の確認など(PCR結果など)
あると便利
Grab:隔離期間中のPCR検査移動手段手配、フードデリバリー
Amazon.sg アカウント:日本とアカウントが別でした。その他ネットショップ(Shopeeなど)も利用できますが、7日間隔離ではすぐ届くAmazonが便利でした。
渡航の流れ(空港~フライト)
航空便は羽田発JAL便を使いました。
6:45、実家を出ました。
まずは羽田空港まで移動。
品川駅…混んでる。ここ2年くらいの生活で一番の人混み。苦笑
9:10、羽田空港に到着。さすがに空いていました(国際線ターミナル)
インドネシア(?)の技能実習生の帰国と思しき集団とかち合いました。
コロナ禍の日本生活、大丈夫だったでしょうかね…ちゃんと帰れたかな。
3日前に送っておいた荷物の到着がなぜか遅れる、というトラブルがありましたが、出国手続きも無事完了。
お見送りの家族ともここでお別れ。
出国後エリアでは、免税店も休業が目立ちます。
待合のリクライニングチェアもガラガラでした
いざ搭乗です。飛行機もガラガラで、7組くらいしかいませんでした。
12:50発でした。
そして機内食が美味しい!見た目にも綺麗でこだわりを感じます。
CAさんもとても良くしてくれて、2歳の娘に7時間のフライトは心配でしたが、快適な空の旅でした。
なんと娘と同い年の子が同乗していました。早速の友達作り。
あと娘はスポンジボブの動画が気に入ったようです。
渡航の流れ(シンガポール到着~隔離先)
18:30(現地時間)、チャンギ空港に到着。
入国審査(イミグレ)カウンターで書類を確認。
・IPA(ビザの承認書類)
・予防接種証明(ワクチンパスポート)
・渡航前PCR検査の陰性証明書
・入国カード(アプリ)
と、ここで「隔離先はどこ?」と聞かれました。
…ん?
これまで隔離先は空港到着時に適宜あてがわれる流れだったはず。
渡航許可の書類も
「Dedicated SHN facility assigned on arrival (到着時にあてがわれる施設で隔離)」って書いてあります。
ところが、
渡航1日前から、隔離先が自主手配になっていました。
思わぬ落とし穴。
好きなところが選べる、という意味では規制緩和なのですが、手配していないと(滞在先の住所がないと)入国させてもらえません。
大慌てで会社にお願いしました。
(ネットで調べたら確かに更新されていました汗)
その場にいたJALの日本人スタッフさんや、イミグレスタッフさんも親身に相談に乗ってくれました。あとお水をくれたり。優しい人たち!
20:00、ようやく、イミグレを通過。
次に、PCR検査を受けます。
事前予約するとQRコードが発行されるので、それを提示します。
2歳(今年3歳)の娘も受ける事に。
大号泣で大暴れ、閑散とした空港に響き渡る叫び声。
スタッフさんと我々で取り押さえて完了。
そして、スタッフの皆さんから娘へ、盛大な拍手が!笑
よく頑張ったね~(英語)と声をかけてくれました
とっても暖かい歓迎を受けました。
20:30、ようやく入国ゲートをくぐりました。
隔離先までは(専用の)タクシーで移動できますが、決められたルートで進み、所定の場所でタクシーを待ちます。
写真右が空港の一般商業エリア(Jewelなどがあるエリア)。
当然ながら入れません。
指をくわえながら通過。
絶対見に行くと心に誓う。
Jewel名物の滝と、あっちの世界の人たち。
タクシーに限界まで荷物を押し込みました。
(スーツケース大2つ、小1つ、段ボール4つ、大人2人、子供1人)
(箱の向こうに妻子が座っています。)
車窓からマリーナベイサンズを眺め、ああシンガポール来たなぁと思いつつ、移動します。
(観覧車の右)
21:10、ようやく隔離先ホテルに到着。
家を出てから時差含め15時間半の旅路でした。
ここから1週間、部屋から出られません。
落ち着くまではもうしばらくの辛抱です。
おわり