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こんなことを考えながら生きています | 自己紹介

#プロフィール

北海道札幌市出身(道産子)
北海道大学(文学部/言語哲学専攻)卒業後、株式会社日立製作所に入社。
人事業務に従事し、アメリカ/ニューヨーク駐在を経て、グローバル人財戦略やM&Aを担当。
現在はエネルギー分野のシニアHRビジネスパートナー。専門分野は人財開発・組織開発。
人間の心理についての理解を深めたいと2020年よりコーチングを学び始め、2022年米国CTI認定CPCC取得。

「人と組織の潜在的なエネルギーを開放する」がライフパーパス。
企業でシニアHRビジネスパートナーとして人事業務を行いながら、プロフェッショナル・コーチ、留学生メンタリング、ラグビーコーチ/レフリーのパラレル・キャリアを楽しんでいる。

2016年より文部科学省トビタテ!留学Japanメンター
2008年より小学生・中学生ラグビースクール/コーチ
2020年 関東ラグビーフットボール協会認定B級レフリー
2022年 米国CTI認定CPCC (Certified Professional Co~Active Coach)

#一生懸命に頑張っているのに何だかすり減っている感じがする


人事の仕事を通してたくさんの人の仕事人生に関わってきた中で、多くの人が組織から期待されていることに何とか応えようとして頑張っている姿を見てきました。仕事なんだから、給料をもらっているんだから、家族を支えないといけないからと、苦しくても辛くても我慢して、疲労とストレスを溜めても、必死に頑張っている。会社の期待に応えて、よい評価を得て、周りの人よりも早く昇格・昇給するために頑張っている人も。自分もそのような「優等生の組織人」の一人でした。

でも、どこかで感じている違和感、体の奥から来る疲労感、なんとも言えないモヤモヤ感。知らず知らずのうちに、誰かの期待に応えていくことが当たり前になっている自分。
人は誰でも自分の経験を通して「世の中とはこういうものだ」とか「自分とはこういうものだ」という認知の枠組みを無意識に形成しています。それが役に立っていれば問題はないのだけど、本当に自分が願っているものを邪魔することがあります。そのことにアタマ/思考は気づくことができないのだけど、カラダ/感覚やココロ/感情は反応している。それが違和感や疲労感、モヤモヤ感の正体です。

本当に自分が願っていることは強いエネルギーを持っています。
一人ひとりが本来持っているエネルギーの源泉に気がつき、自分でも知らないうちに作ってしまった認知の枠組みから抜け出して、新しい行動を作っていくこと。
それがコーチングです。

本当にあなたが望んでいるものは今も内側から声を出しています。
その声に耳を澄ませて、その声に従って少しずつでも行動を起こしていくことを心の底から応援したいと思っています。

#アタマ、カラダ、ココロ

「アタマ」は言葉と数字を用いた論理が司る思考の世界です。ビジネスでは特に論理的思考が重んじられることが多いことでしょう。感覚的であることは否定されがち、感情を露わにすることはビジネスパーソンとして未熟なことと思われるかもしれません。
もちろん、論理と思考の世界で成功できているのであれば、何の問題もありません。

ただ、人はときとしてアタマでは分かっているのに動けなかったり、思考が堂々回りしたり、得体の知れない妙な不安に悩まされたりするものです。そのようなときは、カラダが感じている身体感覚やココロが感じている気持ちに意識を向けるとよいのです。

人は生まれてから膨大な量の経験をしています。その経験の中で嬉しかったり、楽しかったり、悲しかったり、淋しかったり、様々な感情を抱いてきたはずです。ところがアタマ(=意識)のワーキングメモリは限られているため、多くの情報は無意識領域に不活性な状態で蓄積されているです。
それでもカラダとココロは、その無意識領域にある情報に基づいて反応してくれます。何となく嫌な感じがするのは、意識されていない情報が何かを教えてくれようとしているのです。

胸のモヤモヤ、スッキリしない感じ、イライラ感、虚しさといった感覚や感情があるとき、それはあなたの人生をもっと充実したものに変えていくサインです。

僕が学んでいるCo-Activeコーチング®︎では、まるで子どものように身体で表現してみたり、感情に深く意識を向けてみたりと、アタマだけでなくカラダとココロをフルに使います。コーチングセッションでは、日常当たり前ではないことをするから、日常当たり前ではない気づきや行動が生まれるのです。

アタマ/思考だけでなく、カラダ/感覚とココロ/感情を大事にしていくことが人生をより豊かにしていくと信じています。

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