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スローペースの矜持 後編

はじめに

こんにちは。
今回のnoteのテーマは
「スローペースの矜持」の後編です。

予め断っておきますが、
僕はこの手の続編は好きではありません。

そりゃ、続編を出すことで、
その前編も読んで貰える可能性は高いし、
重要な要素を引っ張って、
大事なネタを隠して隠して、
シリーズにして幾つも買わせるというのは、
拝金主義としては良い作戦だと思うんです。

でも、僕はそれ好きじゃないんです。

買う側からすれば、
それってイマイチじゃないですか。

僕もサッカーの本は沢山読んでますし。
前編・後編にされると、
「なんやねん、それ」とは思います。

折角、買うなら、
まずはそこで全てを知りたい。

折角、お金を出して買って読んで、
「全てを理解する為には、
続編を購入下さいね」なんて、
あざといと思いませんか?

ですから、僕は今まで、
前編・後編はやっていません。
記憶にある限りでは。

実は、正直に言って、
周囲からは「続編で良いじゃん」、
「2回に分けて出したら」なんて、
そうやって助言を貰うんですけど、
今まで、敢えて、そうしてません。
これはある意味で信念です。

その方が記事を買う側として、
発信している側を信用できません?
「あ、こいつ、良心的なんだな」と、
そう思って貰う方が、
僕としても販売し易いんですよ。

「なんだよ、こいつ、金儲けだな」って、
そう思われるのは癪なんですよね。

大好きなサッカーのネタで、
お金を貰っている訳ですからね。

そのネタバレはあるにせよ、
その回ごとにネタバレして行きたいんです。

ただ、そうは言っても、
今回は続編になっちゃいました。

どうぞ、お許し下さい。

ご要望があったからですよ。
続編が欲しいという人達がいました。

前編と後編に分かれた理由は、
単純に内容の量です。

僕は基本的には、
1万字を目安にnoteを書いています。
それぐらいで過不足なく文章が書けるかと。

そうは思っているんですけど、
「あれも説明しておかなきゃ」
「これも加えておかなきゃ」
「これも書いておいた方がいい」
「なめられちゃいけない」
そんな思いでどんどんどんと、
内容が増えて行くんですよね、僕は。

だから気付けば、
1万5千文字とかになるんですけど。

で、「スローペースの矜持」についても、
まずは内容のトピックスを作って、
記事を書き進めたは良いんですけど、
量が余りに溢れてしまったんです。

「あ、これはエグい量になるな」と。

そこで、正直、迷いましたが、
前回の内容で上手くまとめました。
・・・まとめたつもり、ですね。

で、続きがあることを仄めかすと、
『知りたい』と、
そういう声があったので、
「それなら、まあ、良いか」と。
読みたい人がいるならば、
書かない訳にも行かないでしょう。

ですから、今回は続編になりました。

断っておきますが、
単純に拝金主義ではありませんが、
まだ前回を未読の方がおられましたら、
まずは、前編から、お読み下さい。

こちらになります。
スローペースフットボールについて、
魅力的な記事を書きましたから。

前編では「その魅力」と「その必要性」と、
そこにこだわって書かせていただきました。
実際にはそれで十分だし、
それ以上を語ることも、
野暮ってモンでもありますが、
今回はそこに更なる要素として、
具現化に必要な思考や技術、
スローペースの弱点、
そして、締めには未来への展望と、
これらの部分へ切り込みたいと思います。

「おいおい。きーす、
スローペースを売り込んでおいて、
その弱みを知らせて何になる?」と、
そう思う方もおられるかも知れません。

しかし、それこそがポイント。

「こういう弱みがありますよ」と、
予め知っていれば、
その対策も打ち易いってことです。
弱みを理解しておけば、
実際に具現化の際に役に立ちます。

そう言った意味で、
スローペースの知見を広げることは、
指導者や選手や観戦者にとって、
大いに助けになるでしょう。

その上で、
このテーマは簡単に学べないと、
ここで強調しておきます。

恐らくは日本サッカー協会のライセンスでも、
スローペースについては、
殆ど教わらないでしょう。

皆が知りたいと思っているのに、
サッカー協会でも教えてくれない訳ですから、
それをここで深掘りすることに関しては、
有意義だと信じています。

スローでフットボールをやるなんて、
多くの人が経験をしていない筈です。

勿論、観たことがある人は、
今では多いと思いますが、
「あんなのやってみたいなぁ」って、
そういう感想になりますでしょうか?

その具現化方法についても、
細かく言及して行きましょう。
皆さんの参考になればと思います。

それでは、はじまり、はじまり。

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