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ビルドアップのケーススタディ 改

はじめに

こんにちは。
今回は初めての試みです。
以前の作品をリメイクしました。

以前「ビルドアップのケーススタディ」について、
既にnoteの記事で作ったモノがあります。

上記は過去に発表したものの中で、
恐らく最も読まれているものになるのですが、
如何せんかなり過去に作ったものであり、
僕の技術も今よりもまだまだ未熟。

図のミスはありますし、
動くアニメーションでもなく、
分かり辛い点もあると思っています。

折角のウリの内容なのに、
このままだとイマイチだなぁ
”と、
その思いをずっと抱えていたのです。

こと内容に関しては、
それなりに自信作ではあるのですが、
一度、どこかで整理して、
より分かり易くリメイクしたい」と、
そう思って来たのです。

そこで今回、また新たに加筆・修正をして、
更なる理解にお役立てされる様に、
今回のリメイク作品となりました。

ビルドアップとは、
フットボールの大きな要素で、
美しいフットボールの礎になり、
世界のトップ層は標準装備であり、
チームとしてビルドアップ力を持ち合わせた上で、
更なる戦いへと進んでいます。

それでもやはり試合でのビルドアップは、
チームとしての力の根幹であり続けています。

多くの人がその部分を学びたい、
知りたいと思っていても、
なかなか味わえないのもあると思うのです。

その実際の構築例を肌で感じてみたいと、
そう思っている人も、きっと多いと思います。

例えば中学生なんかにその話を聞くと、
彼等のジュニア時代には、
「ビルドアップなんかやったことはない」と、
そう言う選手にたくさん出会います。

“小学生から少しで良いから、
理屈を学んで、体験しておいてくれよ”と、
育成年代に関わる者としては、
そういう思いがあるのは本音。
でも、それが味わえるチームは、
それほど多くはない様です。

それを必要とせずとも試合には勝てる。
確かにそういう部分もあるでしょう。

でも、それは本当なんでしょうか。
そして、十分なのでしょうか。

僕をそれらを少しでも変えたい。

育成の段階としても、
最終的にやるやらないは別として、
「その理解とスキルは持ち合わせている」と、
そういう状況になるべきだし、
そうして行きたいとも思っています。

その先に、それぞれの特性があり、
それぞれの戦い方があると思うのです。

また「繋いだら勝てない」なんて、
そう言う方々もいるのですが、
そこに関しては、
決してそんな事はありません。

むしろ、やれなきゃ、勝てない。

繋げない様では勝てません。
後ろから構築して行く力が、
勝利に大きく貢献します。

それはどの年代でも同じことです。

そして、先程も言う通り、
「やれない」のと「やらない」は、
似て非なるものという所です。

例えビルドアップを重視せずとも、
やろうと思えば出来るという、
内存する力は必要になります。
試合展開によっては、
その力が求められるからです。

指導者も、選手も、観戦者も、
その妙味を味わって欲しいと思うのです。

ビルドアップの探求。
それはまだまだ続きます。

今回のリメイクが、
その一つの要素になれば、
こんなに嬉しい事はありません。

それでは再構築された、
ビルドアップのケーススタディ、
楽しんでいただければと思います。

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