リーグ戦とトーナメント戦の違いと戦い方
はじめに
こんにちは。
今回のテーマは、
リーグ戦とトーナメント戦の違いと、
その戦い方を僕なりに語りたいと思います。
僕自身、指導者になる前には、
“トーナメント戦もリーグ戦も、
大して変わらんやん。
何を皆はそんなに騒いでいるんだろう”と、
本当にそう思っていました。
でも、そこには、
明確な違いがあります。
もちろん、同じ競技で、同じ規則で、
同じ会場、同じ相手の場合でも、です。
それでも、リーグ戦とトーナメント戦は、
大きく違うのです。
まず、初めに伝えておきたいことは、
基本的にはどのカテゴリーも、
リーグ戦とトーナメント戦があるということ。
「日本はトーナメント戦の文化」と、
そう言われることが遂に減って来ました。
多くの方に理解して貰えて来ました。
小学生は都道府県リーグが整備されて来て、
中学生・高校生・大学生は、
基本的にリーグ戦が整備されています。
そしてトーナメント戦もあるのです。
勿論、社会人やプロであっても、
リーグ戦もトーナメント戦も、
どちらも存在しています。
この構図について、
高校年代で説明しましょうか。
以下は高校生のリーグ戦の図です。
一番上のカテゴリーをプレミアリーグと呼び、
次いでプリンスリーグ、
その下に都道府県リーグが存在し、
その下には市リーグなどが存在します。
こちらがリーグ戦です。
そして、同様に高校年代には、
トーナメントも存在します。
例えば、これですね。
つい先日行われた高校選手権です。
1年間でリーグ戦を戦いつつ、
その間にトーナメントも開催されると。
そういう形式になっています。
学校の組織である高体連では、
高校総体と高校選手権。
Jアカデミーやクラブでは、
クラブユースとJユースカップ。
実は街クラブの大会である、
タウンクラブカップという大会も存在します。
ですから決してトーナメント戦だけでなく、
基本的にリーグ戦も開催されているのです。
また、一般的にリーグ戦に関しては、
実際にどのリーグを戦うかは、
過去のチーム成績に依存する特徴があります。
これがトーナメント戦では、
所属カテゴリーで差は付きません。
どのチームも基本的には1回戦から。
それを勝ち続けたチームが、
決勝戦を戦うことになります。
トーナメントでは、
県リーグ3部のチームと、
高円宮杯プレミアリーグのチームが、
実際に戦うこともあり得る話です。
勝ち進めば、全国大会優勝と、
そんな所にも繋がって行くこともあります。
ちなみにトーナメント戦は、
カップ戦と呼ばれることもあります。
さて、それでは今回の話題。
戦う上で両者の違いはなんでしょうか?
そして、どうやったら勝てるのでしょうか?
ここからはそこにフォーカスして、
語って行きたいと思います。
選手には臨む思考を、
指導者にはその戦い方を、
観戦者や保護者にはより理解を、
僕の考えや戦い方を交えながら、
お伝えして行きたいです。
案外、僕はトーナメント戦が得意です。
例えばここにも幾つか作戦や考え方があります。
きっとお役に立つ情報もあるはずです。
それでは語って行きましょう。
はじまり、はじまり。
ここから先は
¥ 1,000
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?