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~カメラとぼくと、時々、離島。~

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こんにちは!

キッズフォトクリエイターの渡辺啓太です。

緊急事態宣言が解除され、通園も再開しはじめたことで僕自身も少しずつ撮影のお仕事が再開しています。

先週は3件、幼稚園・保育園のイベント写真を撮影させていただきました。

久しぶりのカメラを持っての撮影。
「パシャ」っと響くシャッター音を聞いた時、
ふと初めて一眼レフを手にした気持ちを思い出しました。

今回は自己紹介も兼ねて、僕がカメラマンを目指すことを決めた高校時代の話を、写真を交えながらお話しさせていただきます。

今年おこさまが入園したばかりの方はもちろん、
おこさまが年中さん・年長さんのみなさまも
僕自身をもっと知ってもらい、どんな写真を撮っているのか見ていただけると嬉しいです。

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【渡辺 啓太(わたなべ・けいた)】神奈川県川崎市生まれ。
高校時代にカメラマンという職業に憧れ、卒業後、写真学校に進学。
2018年 株式会社フォトクリエイトに入社。
フォトクリエイター(社員カメラマン)として、子どもたちの思い出を記録しつつ、ビジネスマンとして将来必要な知識を勉強中。

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もともとは父親が印刷機やカメラを取り扱う会社に勤めていたこともあり、家族の思い出写真を撮る時には一眼カメラを使う家庭で育ちました。

その影響もあり、もともと写真やカメラには興味がありました。中学生の頃にもたせてもらった携帯電話を使って、綺麗な風景や食べ物を撮ることが好きでした。いわゆる「写メ」ですね。

初めて自分の一眼レフカメラを買ったのは、高校2年生の時でした。

使わなくなったカメラって中古品として売りに出してしまう方も多いんですが、当時使っていたカメラも、僕は今でも大事に部屋に飾ってあります。

当時のカメラに差しっぱなしのSDカードの中には、高校時代に撮影した写真がたくさんあり、

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今見てみると、懐かしいなあと思う反面、やっぱりちょっと下手だなと感じます。今ならもっとうまく撮れるのにと思わず苦笑いしてしまいます。

当時は写真の「上手・下手」とか「機能をどう使いこなすか」なんて事はあんまり考えていなくて、
とにかく一眼レフを使って写真を撮ることが楽しくて仕方がなかったです。
体育祭や文化祭の日には決まって自分のカメラを持ち出して、同級生を写真に納めていました。

それでもそのうち、
「動いているものが上手く撮れないな」
「もっといろんなものをうまく撮れるようになりたい」
そんなふうに思うようになりました。
家に父親はいるけれど、もっと写真に詳しい人はいないだろうか...

そんな時に、
学校行事のたびに撮影に来てくれていたスクールカメラマンさんと出会った事が、カメラマン」という職業を意識しはじめた一つのきっかけです。

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会うたびにカメラマンさんが撮影している横にひっついては、
写真のこと・カメラのこと・上手に撮るコツ...
とにかくいろんなことを聞きに行きました。
聞いたことはなんでも答えてくれる優しいカメラマンさんでした。

もともと子どもと接することが好きだったこともありますが、
何よりこの高校時代のカメラマンさんと出会ったことで写真の世界にのめり込みんだことで、「キッズフォトグラファーになる」という夢をもち、写真学校への進学を決意しました。


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カメラマンを目指す中でもう一つ、写真学校の学生時代に僕にとっての大きな出来事がありました。
写真学校での進級制作のために訪れた「式根島」との出会いです。
式根島は太平洋に浮かぶ、伊豆諸島を構成する島の一つです。

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島には中学校までしか学校がないため、島で育つ子どもの多くは高校進学のタイミングでみんな島を離れます。人口わずか520人のうち約半数が65歳以上を占める小さな島です。

そんな式根島には、写真館がありません。

島での日常はもちろんのこと、入学式や卒業式、成人式や結婚式といったハレの日でさえもプロのカメラマンに撮影してもらう機会が少ない。
そんな状況を知り、今は定期的に島を訪れて島民のみなさまの写真を撮る活動をしています。

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カメラマンという職業とは何か、写真の価値とは何かを改めて考えさせられる。
式根島は、僕にとってそんな場所です。
詳しくは別のタイミングでお話しします。


生きているうちの全ては、
一生に一度しかない一瞬一瞬をつなぎ合わせてできています。
そんな大事な瞬間をカタチに残し続けることができること。
それが「写真のちから」だと、僕は思います。

そしてキッズフォトグラファーとしては、おこさまが園に通っている時間の「はじめてできるようになった!」を逃さずお届けすることが自分の使命です。

「一期一会」
この言葉を座右の銘として大切にしながら、
これからも写真を撮り続けていこうと思います。


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長くなりましたが、少しでも僕のことを知っていただけたでしょうか?

イベント開催がしにくい状況の中、
園に通うみなさまになかなか会えず、寂しい気持ちでいっぱいです。

これから少しずつ本記事のようなプライベートな話から、セルフ写真が上手くなるポイントなど紹介していこうと思いますので、

この『note』での発信をきっかけに、「園でよく見るカメラマンさん」ではなく、「キッズフォトグラファーの渡辺」として、お子様とも保護者のみなさまともたくさんお話ができれば嬉しいです。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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