子供達をスポーツで比べない
こんにちわ!
コンディショニングコーチの寺田です。
今日はもう一つのnoteでも紹介したアメリカの有名なS&Cコーチ(トレーニングを選手に教える人)であるEric Cressey氏の記事を紹介したいと思います♪
記事のタイトルは
『何故、私たちは子供達をスポーツで比べるべきでは無いのか』
というもの。
3人の子供の父親としても、ライナーズアカデミーのコーチとしても、
子供達を比べてしまっていた自分がドキッとした記事なので紹介させて頂きたいと思います。
ちなみに、原文の記事はこちら。
自身の経験
アメリカの有名なS&CコーチであるEric Cressey氏。
彼も私と同じで3人の子供を持つ父親なのですが、
その内の2人は双子。
しかし、2人とも性格も違いますし、得意なスポーツも全然違うとCresseey氏は記事の中で書いています。
また、双子を育てる上で気をつけていることが今回のテーマでもある
『比べる、比較する事』。
(子供)それぞれに得意な事がある。
それに良いも悪いも無い。
また、子供がどんなアスリートになるかを予測するのはとても難しく、
どんなスポーツを好きになるかはもっと分からないと記事では書いています。
1人の父親としても、数多くのトップ選手からジュニア選手までに関わってきたCressey氏が
『どんなアスリートになるのかを予測するのはとても難しい』
というのは考えさせられますよね。
子供の時に上手くなくても、大人になった時にどうなるか分からない。
子供の時に上手くても、大人になった時にどうなるか分からない。
では、どんなアスリートになるか分からず、
どんなスポーツを好きになるか分からないならば
『できる事』は何でしょうか?
コントロールできる事と5つのできる事
コントロールできる唯一の事は
色々なスポーツに参加する事を通してその経験を豊かなものにする事
とCressey氏は書いています。
そして、比べる事はそう(スポーツの経験を豊かなものに)しません。
では、何がスポーツの経験を豊かなものにするのでしょうか?
彼は5つの事を示しています。
1.praise effort over outcomes.
結果よりも努力を誉める
2.celebrate novelty
目新しい事をする
3. appreciate that random practice outperforms blocked practice over the long-term when it comes to skill acquisition
スキル習得の為にはランダムな練習の方が決められた練習よりも長期で見た時に有効
4.recognize the importance of in-season and off-season periods.
インシーズンとオフシーズンの大切さに気付く
5.as soon as a kid is mature enough for it, get them involved in a foundational strength training program.
十分に子供たちが成長したら、基礎的なストレングストレーニングプログラムを行う
基本的な事ではありますが、大切なことだと感じる事ばかりですよね。
特に1と2をアカデミーの指導でも意識しないといけないなぁと思っています。
まとめ
今回はアメリカの有名なS&CコーチEric Cressey氏の記事を紹介させていただきました。
どんなアスリートになるか分からないのはもちろんですが、
どんなスポーツを好きになるか分からないっというのは『確かになぁ』と思う反面、
色々なスポーツに子供の頃から触れる機会があるアメリカだから出てくる考え方でもあるなぁと思ったりしました。
日本で同じ様に違うスポーツを同時に習ったりするのはコストもかかるし、塾もある。。。なかなか難しい気がします。。。
しかし、だからこそ一つのスポーツの中でもその経験を豊かなものにして、様々な運動の体験をできる様にしてあげるとアスリートとしての能力も伸びていくのではないかなぁと感じますね。
長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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