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狭い『スポーツの世界』だけではダメな理由

こんにちわ!
コンディショニングコーチの寺田です。

今日は
狭い『スポーツの世界』だけではダメな理由
というタイトルで記事を書いていくのですが、きっかけは
同い年で共通の友人がいる元プロ野球選手とご飯を食べる機会での会話。
今回はその時に感じた事をつらつらと書いていきたいと思います。

『元プロ野球選手』が見たもの

その選手はいわゆる学生の頃からエリート選手だった訳では無く、
偏差値の高い公立高校から大学入試の失敗や大学中退、
独立リーグを経てプロ野球選手になった異色の人

プロ野球を戦力外になった後は野球とは関係が無い仕事を数年して、
そこからまた野球のコーチとして少しだけ野球界に戻って仕事をしていたというのも、
彼の印象的な『野球(スポーツ)界』への見方の基だったのかもしれません。

彼と話していて特に印象に残ったのは
・スポーツの世界だけにいる事の危険性
・スポーツ(主に野球)を長く続けてしまう事の危うさ

でした。

『プロ野球選手』という多くの人がイメージする『華やかな舞台』にいて、その後社会に出て仕事をして、また少しスタッフとして戻った人がこういった事を語ると『スポーツだけをする事』が
『かなりリスクがある事なんだ』とよりリアルに感じますよね。。。

これは練習時間やシーズン中の拘束が長い野球というスポーツだからこそ、
余計にそうなるのかも知れませんが、
ある程度、年齢がいっても独立リーグという場でできる『野球』だからこそなのかも知れません。

学生時代から『文武両道』を

どんなスポーツをしていて、プロ選手を目指していても、例えプロ選手になれたとしても、
いつかはそのスポーツ『選手』を辞める時は来ます。

それがプロのトップまで行きついて、その後の生活も全く心配ない状態になる人なんて本当に一握り

殆どの人が
・プロ選手になる夢をあきらめる
・プロ選手になっても数年で選手として終わってしまう

このどちらかです。

どちらにしろ、
『選手としての人生よりもその後の人生の方が長い』事に変わりはありません。

だからこそ、学生の内から競技だけに集中するのではなく、
学校での勉強やスポーツ以外からの学びや経験をする事は長い目で見た時にその選手の人生にいい影響を与えるはず

親やコーチができる事はその機会を与える、
選手(子供)に気づかせてあげる事だと思うので、
もし『スポーツだけで良いんだ!』となっている選手がいたら上手く伝えて上げて欲しいと思います。

まとめ

今回は
狭い『スポーツの世界』だけではダメな理由
というタイトルで記事を書いてきました。

(独立リーグの選手を指して)30過ぎまで野球しかしてこなくて、
コーチやスタッフになれる人なんてほんの一握りで、
いきなり『社会』に放り出されて苦労する人が沢山いる。
『選手の内からできる事をしないといけない』
という事が言いたくてコーチを引き受けた(笑)。

という様な事を言ってましたが、
これは本質をついていますよね。

『スポーツ現場』という特殊な環境で働いている私も聞いていて身が引き締まる思いでした。

色々な可能性を見いだせる様にコーチや親御さんはサポートをしていって欲しいと思います♪

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編集後記:
来週からリーグワンが開幕します!応援、宜しくお願い致します。


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