見出し画像

勝負を分ける『スピード』の鍛え方のヒント

こんにちわ!

コンディショニングコーチの寺田です。

3月もあと数日で終わり!かなり気温も暖かくなって春らしくなってきましたね♪

今日は先週のnoteの続きで

勝負を分ける『スピード』の鍛え方のヒント

というタイトルで記事を書いていきたいと思います。

2種類の『スピード』

さて、先週のnoteではfootballistaの記事を紹介しながら『スピード』には2種類あるという事を書きました。

1つ目は『足の速さなどのスピード』
『スピード』と聞いて一番初めに思いつくのはこれでは無いでしょうか?

これを鍛えるのがコンディショニングコーチでもある私の仕事の一つでもあったりします。

2つ目は『判断のスピード

プレー中に目の前で起こった事に対して即座に判断して、実行する速さですね。

この2つ目のスピードが速い選手がサッカーでは大切だと記事では書かれていたのですが、それはラグビーでも同じ

セットピース(スクラムやラインアウト)からの攻撃に関してはだいたい何処を攻めて、誰がどこに行くというのが決まっていますが、
攻撃や守備を続けていくと目の前の状況に合わせて判断していくことになります。

一瞬で状況が変わるカオスの中で判断を素早くするというのはとても大切な力ですね。

実際にオーストラリア代表で110キャップをほこり、花園近鉄ライナーズでもプレーしているWill Genia (ウィル ゲニア)選手 も同じ意見でした。

画像1

(去年はアカデミーにも来てくれました♪)

ウィル との会話と『2つの質問』

数日前、ウィルはたまたまMTGの前に早く来ており、
周りに他の選手もまだいなかったのでfootballistaの記事に書いていた内容を軽く説明して少し質問をしてみました。

それが、この2つ。

プレーを選択するスピードは大切か?
・ウィルは何を基準に判断しているのか?考えているのか、反応しているのか?

1つ目の質問に関しては

・状況が一瞬で変わる中で早く判断をする事はとても大切
・『遅く正しい判断』をするよりも『速く間違った判断』をする方が良い
・『間違った判断』をしたなら、それを覚えておく
・100点の判断でなく60点ぐらいの判断でも速く判断する事で上手くいく事もある。だから、速く判断する事が大切 

こんな話をしてくれました♪

また、2つ目の質問に関しては

・その時々で考えて判断をしていない。状況に反応している。
・いいプレーをしている時は試合までに良い準備ができているから『自動モード』になっている感覚
・だから良い準備が大切

短い時間でしたが、
『noteの読者の方向けに良いこと聞けたわ~』っと正直、思いましたね(笑)。

画像2

失敗から学ぶ事が大切

先週から続いてサッカー雑誌footballistaの記事からの気づきを私の考えやウィルへの質問も交えて書いてきました、

個人的に印象に残ったのはウィルが言っていた

『速く判断して間違っても、それを覚えておく』
『準備をしておくことが大切』
という事。

footballistaの記事にも

沢山失敗をさせて『どうやったらそれを解決できるかを、自分達で考えさせる』という練習をする。コーチが思っていなかった解決策を見つけてもそれはOK。

というような事も書いていたのですが、この

『失敗から学ぶ事』がやっぱり大切だと感じます。

画像3

思い切って失敗をするからこそ、どうやったら上手くできる様になるか、
どうやったら課題を解決する事ができるのかを自分で考える様になる。
そこからまた学んで、どんどん上手くなっていく。

記事を読んでいたり、ウィルとの会話でそんな事を改めて感じました。

まとめ

2週にわたってサッカー雑誌の記事からの気づきをつらつらと書いてきましたが、いかがでしょうか?

一瞬一瞬状況が変わるスポーツだからこそ、判断のスピードが大切だという事。

判断のスピードを上げるためにもどんどんチャレンジして、失敗する事が大切だと何となく伝わっていれば幸いです♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!

宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記:

4月からライナーアカデミーのインスタグラムを作成予定です♪

いいなと思ったら応援しよう!

寺田京太”Keith(キース)”@スポーツ現場の専門家
サポートして頂けると、とても嬉しいです! サポートして頂いたものはありがたく活動の資金として使わせていただきます!