『スポーツ』の為に『トレーニング』をする3つの理由
こんにちわ!
コンディショニングコーチの寺田です。
スポーツをする選手に『トレーニング』を教えるのが、私の仕事なのですが、今ではトップレベルからジュニアまで多くの選手がトレーニングをする様になっていると感じています。
ただ、たまにSNSでの発信をみたり、選手と話していると感じるのが
・何故、スポーツの為にトレーニングをするか分かっているのかな?
というもの。
という事で、今日は
『スポーツ』の為に『トレーニング』をする3つの理由
というタイトルで記事を書いていきたいと思います♪
上手くなりたいなら練習だけで良くないか?
スポーツの為にトレーニングをする事がどんどんと当たり前になっている最近ですが、何故こんなにもみんなが行っているのでしょうか?
当たり前にやっている事だからこそ、
『何でやっているの?』
と言われると分からくなってしまうものですが、
普通に考えれば野球が上手くなりたければ野球を練習すればいいし、
ラグビーが上手くなりたければラグビーの練習をすれば良いわけです。
きつくて、単調な動きが多くて、好きなスポーツでもない『トレーニング』
しかし、それでも(意識しているかどうかは置いておいて)多くの選手やチームがやっているのはちゃんと意味があったりするのです。
理由1. スポーツで『できない事』を鍛える
一番大きな理由は
そのスポーツで『できない事』を鍛える
というもの。
例えば、私が働くラグビーでは身体の大きさや力の強さ、足腰の強さというのがとても大切になります。
ラグビーの練習をしていても、もちろん身体は鍛えられます。
しかし、筋肉が大きくなるという事は少ない。。。
筋肉が大きくなると体重が増えたり、出せる力が大きくなるとスポーツにも良い影響があるので、
身体を筋力トレーニングで鍛えて、大きくしたり、出せる力を大きくなるようにして、スポーツに良い影響が出る様にするという事ですね。
理由2.より練習ができる様になる
二つ目は
より練習ができる様になる
というものなのですが、これはピンと来ないかも知れませんね。
例えば、
走るトレーニングをして持久力が増えるとより長い時間動ける様になったり、すぐには疲れにくくなります。
そうすると、トレーニングをする前は30分で疲れてしまって、
それ以上練習ができなくなっていたのが、60分疲れずに練習ができる様になったりします。
結果、しっかり練習できる時間が増える→ スポーツが上手くなる
という事が起きます♪
理由3.怪我をしにくくなる
ここまでで
・筋力トレーニングで身体を強くする事
・走るトレーニングで持久力をつける事
が何故、スポーツに大切なのかを見てきましたが、
この『筋力(筋肉)』と『持久力』がある事で起こるもう一つの効果が
怪我をしにくくなる
というものです。
とっても簡単に書くと
・負荷に耐えられないとケガが起こる
事が多いので、
→ 筋肉や筋力があると身体が耐えられる負荷が上がる
→ 持久力があると疲れにくくなるので練習からの回復も早くなる
という事になる訳です。
もちろん、筋力トレーニングをしていても、走るトレーニングをしていても怪我をしてしまう事はあります。
時にはそれで怪我をしてしまう事さえあります。。。
しかし、元から筋肉や筋力があって怪我をするのと、
筋肉や筋力が無い状態で怪我をしてしまうのとでは『身体のスタート位置』が違うので復帰までの時間も変わってくることがよくあります。
まとめ
今回は
『スポーツ』の為に『トレーニング』をする3つの理由
という事で、
理由1.スポーツで『できない事』を鍛える
理由2.より練習ができる様になる
理由3.怪我をしにくくなる
などについて書いてきました♪
トレーニングをしていると、『スポーツが上手くなる為』では無くて
『トレーニングをする事』が目的になってしまう事がよくある様に感じます。。。
何故、きつくて、面白くないトレーニングをするのか?
を理解して取り組むと、効果も取り組む姿勢も変わってくると思うので、
ぜひ立ち止まって考えてみて下さい♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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編集後記:
今日から合宿!スタッフも選手に負けずハードワークして頑張ります♪
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