ななきゅう最終回

なにか、お礼を書いておかないと、記憶が薄れると思い、したためました。乱筆、誤字脱字申し訳ありません。

 2019年4月に始まった、文化放送の朝ワイド番組「なな→きゅう」が幕を閉じました。
 朝の番組を担当するという時は、太田アナウンス部長(現編成局長)、鈴木びん報道スポーツ部長の2人から「なな→きゅう」の放送をしていた1スタで、「スポーツの中継もあって大変だと思うけどどうする?と尋ねられて、快諾したような気がします(たぶん、きっと、うろ覚え)。
 振り返ると、小さい頃から、朝はラジオを目覚ましに生活していました。
 学生時代まで大阪に住んでいた私は、ラジオというとMBS。小学生の時は「おはよう川村龍一です」のオープニング曲、ビートルズの「From Me To You」で目を覚まし、朝食を摂りながら阪神が勝ったかを確認し、7時15分に家を出発。
 中学以降は、朝はMBSを聴き、電車通学の途中はFM802を子守歌に、学校の最寄り駅まで眠る生活を続けていました。
 前職の四国放送でもTVで朝6時半からの番組を担当させてもらいましたが、まさかラジオで、朝の番組をさせてもらえるとは。本当に光栄なことでした。
と言っても、番組の内容は、朝のニュース番組ではなく、情報番組。O田尾プロデューサー曰く、「トークバラエティ(?)情報番組」だそうです。
硬いニュース以外にも、あのお店がオープン、新商品発売!など、色々な情報を提供するのはテレビ番組でもやっていますが、番組2年目に入る前、新型コロナウイルスn影響で、だんだんそういった情報が届けられなくなってきました。
2月、3月と世界の状況が悪化していく中、誰もわからない今後を、そして今をどうやって乗り越えていったらいいのか、そして、何を伝えたらいいのか。答えが見つからないまま、2時間を過ごしてしまっていたのは、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そんな中、最終回の電話出演やメッセージでいただいていましたが、暗い気持ちになる中で「なな→きゅう」を聴いて明るい気持ちになれたと言っていただけたのは、本当に救われました。
テレビ・ラジオ他局を見渡しても、異色な番組だったかと思います(笑)。朝出かける準備をしながらで聴いてくださっていた方、そんな中でもツイッターで参加してくださっていた方、メールをくださった方、朝からワイワイ盛り上がって、みんなでみんなを元気にするような番組がお送りできたのかなと思い、改めて、リスナー「ななきゅうバー」のみなさん、今読んでいただいているあなたの力が大きかったと感じました。

3分で懐に入ってくる「下町の石原さとみ」、鈴木あきえさん。なんでも拾ってくれるし、いつも明るいし、だからこそ「どうやってイヂってやろうか!?」なんて考えたこともありましたが、結局のところ、あきえ沼を漂っているのが一番楽しかったです。「ラク」させてもらって「楽しい」時間でした。
 あきえさんの産休中、4か月間ピンチヒッターを務めてくれた、高橋みなみさん。「そりゃ、この人が総監督するわ!」と全員が納得するカッコよ さ。たかみなさんのほうが年下ですが、挨拶からしてカッコよかったっす。「たかみなは見た!」のコーナーで、「握手会で並ぶ人はリーダー的ポジションの人が多い」と話してらっしゃいましたが、完全に納得しました。
 そして、上田まりえさん。あんなド直球投げられる人、そうそういません。投げられたらいいなーと思いながら、変化球を投げ続ける毎日です。

 金曜スタッフは、ほんわかとした空気をまとったチームでした。「疲れがたまる金曜」、良い人の集まりが、リスナーのあなたへ元気をお届けできていたら幸いです。スタッフのみんなにも感謝でいっぱいです。

 とりあえず、このご時世、大大打ち上げ!なんてできるわけがなく、どこかでそのうち集まろうという口約束だけがありました。どういう形になるのかわかりませんが、プライベートもいいけど、またスタジオで集まるとかだといいですよね。
来週からも、毎日が笑顔で、元気な毎日を過ごせるように。辛いな、キツいなと思ったときに、よかったら「なな→きゅう」での出来事を思い出してもらえると嬉しいです。

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