女王様と僕 | 1−7 | トレンドメーカーと終止符の話
トレンドというのは、一つの流れであって、換金(購入・投資・搾取・詐取)の道(満)標(シルバプレ)。
とりあえずの刷り込み、だ。
タバコを吸って
ビールを飲んで
キャバクラ行って
アイフォン(割って)換えて(割って)
インスタ上げて
…
すべては、胴元が計算が立つように回している情報の渦だ。
僕たちは、巨大な潮の目の果てにある死に向かって毎日毎日消費し続けている。
消費は欲求でも無く、渇望でもない。
そう見えているだけ。
タバコが、ドーパミンを発生させてくれる装置ではなく、
自分でドーパミンを出せなくする装置であるように。
書き割りの裏から世の中を見てみよう。一体何が見えてくるのか。
そこに疑問を持った僕、下上ル(シモ・ノボル)。
山ン(ヤーマン)のタバコ(という文化消失とフィリップ・モリスの換金行為)への怒りは絶好調で、僕の生命装置もようやく動き出したみたいだ。
今まで、どうやって生きてたんだろう。っていうくらい、コレまでの日々がよくわからない。
この回転を、止めてしまいたい。
止めることで、違う潮目が見えてくる。
この潮目、止めると嫌な匂いやゴミがいっぱい浮かび上がってくるかも。
色んな人に文句言われるかも。でも仕方ない。
気づいてしまったんだから。
まだまだ夢の中。脈絡ない脈絡は脈々と続いていく。
そうそう。
料理において天才と言われ、どこのレストランに就職するのか、
と皆が注目した男。結論彼は、フリーのシェフになった。
これまでの流れは、変わり始めている。
目覚め。
全ての価値観が変わった。
昨夜の山ン(ヤーマン)とのバーでの体験は何だったのか。
紙に書いた立体文字。紙に突っ込む手。
取り出された刀(とかハサミ)とか。
ドキドキしてた。
カードでそういや支払ったな。領収書切らせてくれなかったな。っていうか、サインもマスターが勝手にしてたな。
いくらだったんだろ…ま、いいか。軽く尿漏れもしてたかもだけど…ま、金額的にはそれくらいってことで。
とりあえずを考察する。(こんな考え方が、変人たちを惹きつけるのだろうか…)
アルコールを(とりあえず)飲む意味は何なのか?
…
胴元の都合の良さ
…
気づかれたくない色々…
…
昼間はまだいい。労働と搾取で考える暇は無くさせてる。
ただ、夜は長い。アフター5/ビフォア9は魔法が使えることは忘れていてほしい
…
麻痺。
…
(安い)麻酔
…
盗難。泥棒。
…
何を?
…
自我
…
考える力
…
アルコールだけじゃない?
…
スマホのゲーム
…
プッシュ通知
…
XVIDEO
…
やっぱり立ち戻る。
僕たちの時間は、(時間どこじゃないけど)盗まれている。
となると、刀の出番か…。
さ、どうしようとひとりごちる夕方5時(寝すぎた)
トレンドメーカーは誰だ?
僕が終止符を打ってやる。
僕は下上ル(シモ・ノボル)。
仲間を探している。
僕にとっての人生の義務は見(ぃ)つけた。
そして。
僕が仕えて尽くして守り抜かねばならない女王様は、ドコだ?