リソースクリエイション、外国籍採用を開始!
こんにちは。TikTokフォロワー12万人超えの「ユイカとヒロシ」を運営する、株式会社リソースクリエイション代表取締役の髙田 桂太郎です。
弊社では新卒・中途問わず採用に力を入れてきましたが、ついに従業員数が100名を突破!さらに、直近では「外国籍採用」を開始しており、すでに6名の入社が決定!
今後も学歴や国籍問わず引き続き多くの社員を採用していく予定です。
本日は外国籍採用を開始した経緯について詳しくお話していきますので是非、最後までお付き合いください。
採用を直撃する人口減少の波
現在の採用市場は少子化による人口減少で、特に新卒採用はものすごく影響を受けている状況です。
大学入学にあたる18歳の人口予測推移では年々さらに減少していくことが見込まれます。
そもそもの人口が減っているのは仕方のないことではありますが、現状で72歳が240万人に対して、0歳児が80万人。3倍ほど違う状況になっており、この差はかなり大きいと言えます。
10年後、20年後と、人口がさらに減っていくことが確定している中で、企業の数も同様に減っていくのか?と言われたら、残念ながら人口に合わせて減っていくというわけではなく、ただ単に人が採用できないという状況に陥るのです。実際に、2024年度上半期(4〜9月)の「人手不足倒産」の件数は過去最多の163件と、すでに人手不足によって倒産を余儀なくされる企業が増加しているのが事実。(※)
つまり、景気の良し悪しで採用ができる、できないではなく、そもそも人口が少ないため採用ができないということが大きく影響しているのです。
(※)https://www.tdb.co.jp/report/economic/20241004hitode/
日本人の採用だけに固執しない
人口減少が進む中、日本人だけを採用し続けることが果たして正しい選択と言えるでしょうか。
多くの経営者が、会社の10年後や20年後を見据えていると思いますが、会社の未来を考えるのであれば、日本人の採用だけに固執するのは非常にもったいない。
業種によって合う合わないがあるというのは言い訳で、外国籍の採用に注力をするということは会社の将来的な繁栄に大きく影響してきます。
AIが発達し、今までよりも人手が必要なくなったと言われながらも人はまだまだ必要です。
従業員が100名いたとして、一人ひとりの1時間を集めると合計で100時間に。
従業員が10名の会社とはできることがまるで違う。同じことをやったとしても10分の1の時間でできてしまうのです。
このように、優秀な人材を確保することこそが、会社の成長を支える大きな原動力になるのです。
さらに、人が継続的に入ってくるような組織になること、つまり「女性が活躍しているから女性が働ける」「若い人が働いているから、若い人が来やすい」「外国籍人材がいるから、外国籍の人が入りやすい」という流れをつくり人員の採用につなげていく取り組みが無駄になるわけがないです。
はじめはなんでも大変。国籍にとらわれない自由な組織へ
当然のことですが、国によって異なる文化があったり、まだまだ知らない魅力が沢山あります。日本に住んでいたら中々そこに目を向けにくいですが、外国籍の社員が入社してくれることによって日本人だけであったらできないようなコミュニティができたり、知見が広がったり、学びが増えるのはすごく楽しそうですよね。
現時点での外国籍の採用は業種によって固まってしまっていて、工事現場や工場では増えているものの、デスクワークなどの仕事では全く増えていない。
結局、採用をしなければいつまで経ってもできるようにはなりません。例を挙げるのであれば、マネジメントの力をつけるには部下がついてその機会がなければいくつになってもできない人になる。
ここで言いたいのは、年齢の問題ではなく、その機会があるかどうか。
今回の外国籍採用では自らその機会を設けたのです。
外国籍人材への期待
すでに6名の外国籍社員の入社が決まっています。社員にもよく話をしますが、言われたことだけをこなすだけの人材にはなってほしくなく、いい意味で反抗心をもって仕事をしてほしいです。
すでに出社をしてくれているメンバーにはSNS事業部のディレクターとして業務を行ってもらっていますが、毎日ロープレをしていることもあってか、日に日に日本語が上達しています。今回は本人たちの希望もありSNSに携わる部署への配属が多いですが、今後はSNS事業部だけではなく、営業部や管理部でも採用を行う予定です。
外国語を話せる社員が在籍していることで、営業や外国人採用の面接がその国の言葉でできるということを考えるとその幅は大きく広がります。
言語を覚えることは本当に大変なことで、それができる彼、彼女たちは努力家で、非常に優秀。
気がかりなことがあるとしたら、1人で日本に出てきているということもあり、地元・自国よりも友達が少なくなりやすい状況だということです。上京してきた社員でさえ「東京に友達がいない~」と言っているほど。だからこそ、社員同士がその代わりになってあげられたらお互い良い関係が築けるのではないかと。
まとめ
現在、採用市場では急激な賃上げが起こっており、毎年給与を上げても標準が上がっていることで賃上げになっていないという現象が発生しています。
それゆえに、売上利益を大幅に上げる努力をしなくては採用ができない状況に陥ってしまうのです。そして、採用ができない会社は、成長していきませんので、経営者はどのような状況であれ売上を上げるということに注力しなければならない。
給与をできるだけ抑えて人材を採用しようとするのではなく、必要な給与を支払ってでも優秀な人材を確保するという考え方に切り替えなければ、採用はうまくいかない時代になっていく。
また、求職者の方々には10年に1回、リーマンショックや、コロナのような事態が起こることを想定して着実に実力をつけてほしいです。
自分にしかできないことを確立すること、その努力をすることはどんな仕事でもできるはず。
ただ良い給料のところで働けているという感覚だけで仕事をしてしまうと、自分の実力がなにも残らなくなっていく。
「私は実績としてこういうことをしてきて、役職にも就いている!」といったアピールできるものを持っておくことはすごく大切なことですので今の売り手市場に甘えず、意識して仕事に取り組んでください。