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【コンセプトのつくりかた】届け!自分の生き方に悩むひとへ
どうも、Keitaroです。今回は任天堂でWiiの開発をされた玉樹真一郎さんの本、「コンセプトのつくりかた」をご紹介します。
では、ここから本書の内容について、紹介していきます。
著者・玉樹真一郎さんについて
1977年生まれ。東京工業大学・北陸先端科学技術大学院大学卒。プログラマーとして任天堂に就職後、プランナーに転身。
全世界で9500万台を売り上げた「Wii」の企画担当として、最も初期のコンセプトワークから、ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークサービスの企画・開発すべてに横断的に関わり「Wiiのエバンジェリスト(伝道師)」「Wiiのプレゼンを最も数多くした男」と呼ばれる。
2010年に任天堂を代謝。青森県八戸市にUターンして独立・起業。「わかる事務所を設立」。コンサルティング、ホームページやアプリケーションの開発、公演やセミナー等を行いながら、人材育成。地域活性化にも取り組んでいる。
引用・書籍「コンセプトのつくりかた」より
こんなあなたに読んでほしい
「コンセプトのつくりかたは」こんな悩みを持つあなたに読んでほしいです。
・自分のやりたい仕事など人生のコンセプトに悩んでいる
・なんとしても新しいビジネスをしたい
・人に喜んでもらうためのイベントを企画したい
・組織やチームの取るべき戦略を立て、方針を見定めたい
「コンセプトのつくりかた」の要点
コンセプトは最終的に「世界を良くする」ものづくりに繋がります。
そして、それはあなたが、人生に良い変化を起こして「しあわせに生きる」ことを実現するためのものです。
コンセプトは誰もが何かをするとき、生み出すときに最初に考えること。
...
何か新しいことを始めるとき、どういう方向性で行くかのコンセプトを考えると思いますが、そのコンセプトとは最終的には「世の中を良くする」ことにつながっています。
...
世の中に必要な何か。
みんなに伝わる何か。
そして、あなたがしあわせになるための、何か。
引用・書籍「コンセプトのつくりかた」より
コンセプトを作る上で、欠いてはいけないものは次の2点です。
1. あなたが心の底から同意し、それを行えば幸せになれると信じていること
2. あなたやあなたの会社が生きていけること(お金が手に入ること、永続性があること)
そして、「世界を良くする」という想いがこもったコンセプトを作ることができれば、あとは自然とすることが決まり、何が必要か見えてくるようです。
良いコンセプトとは
良いコンセプトとは、誰もが気づいていない未知の良さを追求しなければなりません。直感的にみんなが気づくことのできる良さというのは、例えば車であれば燃費が良いであるとか、ディスプレイなら解像度が高いなど、誰もが理解できて説明のつくものです。
しかし、既知の良さで勝負をすると大量の資金と人的資産を投入できる企業が勝つようなリソース勝負になってしまいます。
それに対して、未知の良さとは自分を含めてユーザも何が良いのか直感的に理解できないものです。他の誰かが真似をしても、未知の良さを理解できていないければ追いつくことはできません。
そして、世界を熱狂させるのはいつも未知の良さを持つものだけです。
だからこそ、コンセプトでは未知の良さを追求しなければなりません。
コンセプトを作るために
未知の良さを追求したコンセプトを作るためには、誰もが理解できない良さを探す必要があります。
それには自分の心の中を吐露する必要があります。
たとえば、おばあちゃんと一緒に遊べるゲームをつくりたい。ゲームをすることで褒められるようにしたい。
こういった「素直な願い」というのはいとも簡単に否定できてしまうものですが、こういった弱くて脆いビジョンをたくさん集めることで、コンセプトは姿を現します。
無数に書き出したビジョンを結びつけるような形で、誰もが気づいていなかった未知の良さを含んだコンセプトを生み出すことができます。
「コンセプトのつくりかた」を読んだ感想
今回、「コンセプトのつくりかた」を読んで、自分は今までのコンセプトやビジョンというものを全然理解できていないことに気づきました。
良い世界をつくるためのコンセプトは、自分たちの心のなかにある「素直な願い = ビジョン」を集めることが大切なのだと思いました。
今まではそれらを否定してきました。そんなことしても無駄だ。ターゲットが違うだろう。結局自己満足ではないのか?
否定する言葉はいくつもでてきます。しかし、「素直な願い」をたくさん集めることが良いコンセプトを作るきっかけになるのだと思いました。
コンセプトには、勇気がいります。
私は本書から勇気をもらいました。これからの人生、「自分のコンセプト」を持ってしあわせに行きていければと思います。
もし、あなたが何者でもない自分に悩み苦しんでいるのであれば、私と一緒に幸せになるためのコンセプトを探しましょう。