【第117回】立ち込めるBBQの煙から想像が広がった
この状況で頭に浮かんだありがち映画の
ありがちシチュエーション
ふと、気がつくと私は川のほとりに立っていた。
足元には赤い彼岸花が咲いていた。
川には濃いもやが立ち込め、
向こう岸の様子は
ぼんやりとしか分からない。
目を凝らすと、向こう岸で誰かがゆっくりと
手をふっているのが見えた。
もやのため、顔も姿もおぼろげで
男か女かも分からない。
だが、私には確信があった。
手を振っているのは私の妻であると。
川を渡れば私は再び妻に会える。
私はゆっくりと川に、足を踏み入れた。
以上、ありがち映画のありがちシチュエーション
ナレーション、森本レオ。
実際起きたこと。
嫁さんの座っていた隣で
騒いでたBBQグループが飲み過ぎて
嘔吐し始めたため、即、家族全員で
場所移動した。