フラクタルなプロセスを作り上げる。
最近物事を早く進めていくという意味で大事にしていることは 小さな輪をたくさん作るということ。
物事を迂回していくという思考は変わらないのですが以前よりも強く意識するようになったのはプロセスを分解した上で必ずそのプロセスごとに輪を作るようにして、全体も輪になるような設計図を作るということ。
形としてはフラクタルなものに近いのかなという風に思っています。
例えば 商品の値上げを考える時に商品の値上げを検討する時には「どの商品を値上げするか検討する→どれぐらいあげるか検討する→上げる」というサイクルになるわけですが、その小さいサイクルでまず試しに「少し上げてみる(ダメなら上げ幅を下げてみる)」というサイクルを4-5回繰り返すことで 最適な値上げ幅に到達する、というイメージです。
ただのプロセスの分解だと、どの商品を上げるのかで区切り、そこで時間を使うことになりますが、その方法だと輪ができず、そこで結論が出なければ結局その方法は試せずじまいで終わってしまうことになりかねません。
だからこそ、小さな輪を作ることで実行に必ず実行するフェーズを存在させ、全体としても輪になっているし、分解してみても小さい輪になっている。そんな組み立てが大事なんだなあと思っています。
正解ではなく、仮説の検証を求めて小さな輪をどんどん作り上げていく。そんな思考を踏みながら多くの打ち手を検証し、スピードアップできればと思っています。
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