「寿命」もだけど、「体感寿命」を伸ばすことも大切にする。
自分も30歳を超えてきて、自分自身の生き方を振り返ったり、これからの生き方を考える時間が以前にも増して増えたような気がします。もちろん、できることなら長く健康に生きて色んなことしたいなーと思うわけですが、いつかは終わりを迎えます。
そのシーンまでの時間をいかに長くするかということにおいて考えることがあるのですが、それには2つ解決方法があると思っていて、それは
①寿命自体をそもそも伸ばす
②自分が感じる時間を長くする
の2つです。
①についてはまあある程度健康に気を使う、というのもありますが、最優先はストレスを溜めすぎないことを大切にしているのですが、それ以上に、自分は②に集中して最近は日々をともに過ごすようにしています。別の観点から、①のストレスの話にも関係があるのですが。
年を取ると一日一日があっという間に感じるというのはよく言われます。ただ、私はこれは短期スパンと中期スパンで少し感じた方が違うのでは、と思っていて、自分を振り返ってみると、例えば小学校時代や中学校時代は1日1日があっという間に感じながらも1年2年3年というスパンで振り返ってみるとそれがものすごく長い時間に感じられました。
一方で社会人になって少しダラダラした生活を一日を送ったりするとその1日はすごく長く感じるけれど経ってしまえばあっという間だったという感覚に近いです。
何が言いたいかと言うと、人生を長く感じるためにはいかに何かに集中したり夢中になる時間が必要じゃないかってことで、それが「体感寿命」の長さに繋がっていくのでは?という仮説です。
多分1日1日が夢中になる時間で埋め尽くされれば、きっと1日はあっという間に過ぎるはずです。でも一方でそれは濃密な時間なので、1ヶ月経った後に思うのは「あれ、まだ一か月しか経ってないのか」ということになるでしょう。
大人になれば誰でもいろんなことを経験してきて、少しずつ刺激も減ってきます。しかしその中で、いかに体感寿命を長くできるかということについては、刺激を得られるような自分の未知なる体験に突っ込み続けるということ以外に方法はないと思うのです。
一番リスクがない生き方はリスクを取り続けることだということにも似ていますが、未知の世界に生き続けることこそ 自分の人生を長くそして豊かにするものだと改めて感じます。
まあそれに対してへっぴり腰になることもあるわけですが笑、せっかく生を受けた自分の人生は長い、少なくとも長く感じることができる方がよっぽどいいわけで、その感じ方は大事にしていきたい。