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SnapDragon875 CPUはどんなモデルに能力はどの程度なのか

SnapDragon875の情報をお伝えしたいと思います。SnapDragon875と呼ばれるCPUというのは、今後Qualcommから発売される最新のCPUの名称です。

今までの型番規則から今後世の中に出てくる型番として、SnapDragon875となる可能性が非常に高いです。

SnapDragonシリーズというのは、日本で販売されているスマホにはたいていこのCPUが搭載されています。知らない人も多いと思いますが、日本国内のスマートフォン市場ではかなりのメジャーなものになっているのです。

SnapDragonのメーカーは?

SnapDragonと呼ばれるCPUですが、メーカーはQualcomm(クアルコム)というメーカーが製造しています。

消費者に直接販売されることは、まずありませんが、スマートフォンに搭載されているCPUいわゆる頭脳にあたる部分はこのQualcommが製造しているケースが非常に多いです。

日本から販売されているキャリアモデルと呼ばれるスマホにもこのQualcomm製のSnapDragonと呼ばれるCPUが搭載されているケースが非常に多くあります。

一部のスマートフォンを除いて、日本から発売されている多くのスマホに搭載されているCPUがSnapDragonということを覚えておけばまず間違いないかと思います。それくらい採用率というのは、高いメーカーなのです。

パソコンでいうとインテルと呼ばれるメーカーのようなものですかね。とにかく日本で販売されているスマホといえば、このQualcomm製のSnapDragonが搭載されていると思っておけばいいと思います。

こちらは先程も伝えましたが、SnapDragonを搭載しているスマホは本当に多いです。iPhone以外のAndroidスマホならSnapDragonを搭載しているといっても過言ではないかと思いますね。

その中でも今回は最も能力が高いSnapDragon8番台に関してお伝えしたいと思います。

SnapDragonというCPUが発表された年

CPU名称 発売年度
SnapDragon835 2017年
SnapDragon845 2017年後半
SnapDragon855 2018年後半
SnapDragon865 2019年後半
SnapDragon875 2020年後半(予想)

ざっくりとこのような感じで発表されております。

毎年型番が上がっております。835、845、855、865とまですでに販売されており、SnapDragonの8番シリーズを搭載しているスマホというのは、ハイスペックスマホとなっております。

8番台と呼ばれるCPUですが、他には6から始まるものや4から始まるものも存在します。その中でも一番スペックが高いと言われているものがSnapDragon8番シリーズと呼ばれるものです。

この記事を書いている時点では、SnapDragon865と呼ばれるモデルはまだ販売されておりませんが、2019年のうちに販売されることは、ほぼ間違いないかと思います。

SnapDragon875はどんなCPUになる?

今のところSnapDragon875と呼ばれるモデルというのは、2020年の後半くらいに発表され、2021年に発売されるスマホへの搭載となる可能性が一番高いと思われます。

まずはよく言われるものが、プロセス・ルールと呼ばれるものです。

プロセス・ルールというのは、細かいほうが処理能力も早く、消費電力も少ないと言われております。

現在日本で販売されているXPERIA 1などに搭載されているQualcomm製のSnapDragon855と呼ばれるCPUのプロセス・ルールは、7nmです。

7nmというのは、かなり細かいプロセス・ルールでざっくりですが、2年に1度くらいのペースでプロセス・ルールの見直しが行われているようです。

その前に発売されたSnapDragon845のプロセス・ルールというのは、10nmとなっておりますので、それよりも細かいプロセス・ルールが適用されています。

2年に1度ということになれば、SnapDragon865も7nmのプロセス・ルールを採用する可能性が非常に高いわけなので、SnapDragon875では5nmもしくは4nmのプロセス・ルールが適用される可能性が非常に高いでしょう。

相当細かいプロセス・ルールに変更されると予想されております。

細かいプロセス・ルールが適用されることで、性能アップと省エネになることは間違いないと思います。

続いて5Gへの対応ですが、こちらは間違いなく行われます。SnapDragon865ですでに5Gへの対応は完了すると思われます。

SnapDragon855においてもX55、X50といったモデムを装着することで、5Gへの対応が可能となっており、GALAXY S10 5Gと呼ばれる機種はすでに韓国などでは、販売されております。


すでに2019年の時点で5Gに対応することが出来るCPUを販売しており、SnapDragon865で標準搭載となり、SnapDragon875では成長期に入ることから、5Gへの期待というのは、かなり多くの人が持っていることは間違いないかと思います。

処理速度の向上ですが、SnapDragon8番台というのは、毎年130%程度能力アップを果たしていることから、SnapDragon855から考えると、1.3x1.3ということになり、約1.7倍程度の性能アップになると思われます。

2倍の性能向上とまではならないかと思いますが、性能アップは間違いないかと思います。先程記載したとおり、プロセス・ルールの改定などもあり、ひょっとすると2倍近くまで性能向上するかもしれませんが、現在でもCPUの動作速度は十分早いです。それよりも1.7倍程度早くなると考えれば、長期間利用することも、全く問題ないかと思います。2021年に発売されるスマホに搭載されると思われますが、その頃はGalaxy S12などの機種に搭載されるのでしょうかね。


プロセスルールはSnapDragon865の時点で5nmになると思われますので、SnapDragon875は継続して同じプロセスルールになると思われます。

Galaxy S30への搭載が世界第一号になる可能性が高い

最近毎年のことですが、Galaxy Sシリーズへの搭載が世界第一号になる可能性が非常に高いと思われます。Galaxy Sシリーズの最新モデルが2021年にも発売され、Galaxy S30という名称になると思われますが、Galaxy S21というのは、2021年に発売されるハイスペックスマホとなります。

Galaxy S30という機種は、毎年のことを考えると日本からも販売される予定になっています。日本でもかなり人気の高いモデルとなっており、ドコモ,auから発売されるでしょう。Galaxy S30の情報というものはまだ具体的には上がってきておりませんが、やはり人気のモデルになることは間違いなく、スペックも非常に高くカメラ性能の向上も期待できるモデルになると思われます。

Galaxyシリーズは世界的に見ても、iPhoneと並ぶハイスペックモデルとなっており、販売台数だけでいうならサムスンのほうが上回っています。

Galaxy S30に搭載されるとSnapdragon875の知名度もかなり上がるものと思われます。

韓国国内ではSnapdragonではなくExynosシリーズのCPUが搭載されたモデルが継続的に販売されると思われます。Exynosシリーズはサムスンが発売するCPUとなっており、日本国内でもあまり目にすることがないかと思います。


こちらにGalaxy S30に関する情報を少し記載しておきます。カメラの画素数は15000万画素となる可能性があるようですね。相当高い画素数です。

Galaxyシリーズは春にGalaxy Sシリーズ、夏にNoteシリーズの発表が行われます。それらに搭載されることはほぼ間違いないのではないかと思います。

5Gモデムは標準搭載される

5Gのモデムは標準で搭載されます。5GモデムはSnapdragon865の時点でX55モデムが搭載されます。X55モデムというのは、2019年時点では一番上位のモデムとなっていますが、次のモデムも採用される可能性があります。

現在X50、X52、X55モデムという5G対応のモデムが発売されておりますが、それの上位が出てくる可能性があるわけです。またこのモデムというのは、単体でも販売しているということを考えると単体での部品価格というものがあるわけです。Snapdragon875になると現行よりも上位のモデムが登場する可能性がある上に、それが本体に搭載される予定となっています。基本的には、モデムの能力が高いほど高速通信が可能となります。5Gの最大の通信速度というのは、20Gbpsとなっていますが、X55モデムの受信速度は下りで、7.5Gbpsです。実はX55モデムでも最大の速度の恩恵を受けることができるわけではないのです。しかしながらかなり高速に動作することは間違いありませんので、非常に期待できると思います。Snapdragon875が発売される時には、もっと早い通信ができるようになるのではないかと思っています。恐らく10Gbps程度まではできるようになるのでは?と思っています。
とはいうものの、あまりにも高速通信になったことで、通信費が上がるということもあるかと思います。やはりそのあたりは避けたいところですが、通信速度が早いというだけでは、微妙な感じです。それは高速通信になればなるほど通信が一瞬で完了するため、重たいファイルなどをダウンロードしてもキャンセルすることができないわけです。それくらい高速で通信が完了する可能性も十分にありえます。実際には高速通信が可能ということになれば、それに合わせて内蔵ストレージの速度アップも必要となるわけですね。

すでにSnapDragon865の時点で、標準搭載されているので、5Gへの対応は当たり前かと思います。SnapDragonシリーズは世間のニーズへの反映も高く1年に1度のペースで最新のCPUが販売されるということも期待される一つなのではないかと思っています。

能力のアップ率は1.2倍程度 antutuベンチマークならどの程度の結果に?

毎年1.2倍ほどスペックが上がっていることを知っていますでしょうか?
それならSnapDragon875のベンチマークの結果もどの程度になるのか予想することが可能となっています。
SnapDragon865でのベンチマークアプリの結果は、55万程度です。
1.2倍のアップ率となれば、単純に66万程度になることが予想されます。かなりのアップ率であることが、わかるかと思います。
スマホの能力というのは、年々上がっておりますが、66万というと相当高速になるでしょうね。
それでも5Gに標準で対応し、5Gで受けた通信を表示させたりすることにより、かなりのCPUパワーを使うということを考えると仕方ないのかもしれませんね。

日本ではSnapDragonの1強

日本ではSnapDragonシリーズのCPUを搭載したスマホが本当に多いです。

日本市場でSnapDragon以外のスマホを搭載している機種というのは、あまりないのではないかと思います。基本的にSnapDragonシリーズを搭載している機種が日本での販売台数としてはかなり多いですよね。それだけ日本では馴染みのあるCPUということになります。

パソコンの世界ではインテルというCPUはたいていの人が知っているように、スマホではこのSnapDragonというCPUを知っている人は非常に多いのです。今後もまだSnapDragonシリーズのCPUは発売され続けると思われます。

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