ラフティングnote.6~渡豪前に英語は??~
22歳の時に「ラフティングのガイドになろう!」と単身渡豪した私です。
オーストラリアといえば当然ながら英語圏なので、現地で話す言葉は英語です。
さて、いきなりオーストラリアに渡った私ですが当時の英語のレベルがいかほどだったのでしょうか?
これはよく聞かれる質問です。
「英語は最初はどれくらい話せたのですか?」
「日本では英語はどれくらい勉強してきたのですか?」
「こっちに来たら英語は話せるようになりますか?」
なんて感じの質問です。
オーストラリアで無事にリバーガイド(ラフティングのガイド)となって現地で生活している時も、日本から来た観光客の方などによくこういった質問はされたものです。
結論から言いますと、オーストラリアに来る直前の半年間くらいは1日1時間~2時間くらいは英会話の勉強をしていました。
とはいって英会話スクールなどは費用があまりにも高いのですべて独学です。本などを自分で買って勉強していました。
ただしリスニングや発音などは本だけでの勉強では習得は難しいと思っていたので、頑張って貯めたバイト代で5万円くらいの教材を買いました(笑)
学生にとっては5万円の教材というのはなかなかの冒険です。今となってはなぜその教材だったのか?どういう経緯でそれを見つけたのかは全く覚えていないのですが、かなりの量のテキストとCDの教材だったと思います。
とにかくその教材を毎日少しずつ実践していきました。
テキストでは口や舌の図解付きで発音の仕方が説明されていたので、それをまず頭で理解して覚え、あとはCDで実際の発音やフレーズを聞きひたすら反復練習をしていくという感じでした。
高校時代や大学時代の英語の授業はあまり真面目にやっていませんでしたが、この教材は結構真面目に取り組んでいました。
「自分で5万円も出したのだから、元を取らないと勿体ない」という気持ちもあったと思います。
まあ、大学なども親に授業料を払ってもらっていたので、本来は大学の授業こそしっかりと真面目に受けるべきだったのですが・・・・。
1日の勉強時間は少なかったのですが、
「ある程度やっておかないと現地で自分が困る」
「英語ができないと現地でラフティングの仕事も出来ない」
と思ってましたし、自分なりに目的意識を持ち、またある程度の危機感も持ちつつ取り組んでいたので、半年くらいでも基礎的な英会話の能力はかなり上達したと思います。
決して流暢ではありませんが、自分の言いたいことはある程度言えるレベルまで達していたと思います。
やはり人というものはある行動を起こす時に、それを実践する上での目的意識や意義などをしっかりと感じて行う時には成果は出やすいものです。
自分の行動の先に自分の希望する未来が待っているから当然意欲も湧いてきます。意欲が湧くから毎日少しずつでも実践しようと思います。
さらにそれを実践することに対し、純粋な楽しさを感じることが出来れば、これこそまさに「最強の実現方法」となると思います。
自分の望む未来を考え、それが現実になる瞬間を想像するとワクワクしてしまう・・・こういう心境になってしまえば、それはもうほぼほぼ実現したも同然です。
あとはワクワクする気持ちが途中で消えないように、望む未来を想像し続けながら、その過程で必ず起こるであろう大なり小なりの壁をどうにかぶち破っていくのみですから。
その壁をぶち破る一番の原動力、エネルギーとなるのは当然「その先に必ず待っている未来」です。
このようなことは、今の時代は夢実現の啓発本などでも似たようなことは沢山書かれています。またそういったセミナーでも同じようなことを言っている人も数多くいます。
初めてこのような話を聞く人にとったら、もしかしたら「怪しい・・・」と感じる人もいるかもしれませんが・・・でも僕自身の経験上、これは事実です。
少し話がずれてしまいましたが、僕にとってはまさしくラフティングがこの「最強の実現方法」にピッタリと当てはまったものでした。
英会話はその夢実現の為の、あくまでも「一つの要素」に過ぎませんでしたが、学生時代は全く興味のなかった英会話の勉強も、そのおかげであの時はなんの苦も無く取り込むことが出来たのです。
ま、苦が無かっただけで、決して楽しかったわけではありませんが・・。
もし、僕が英会話の習得に対し、
「楽しくて楽しくてたまらない!」
「英語を自由自在に話す未来がまさしく自分の望む未来」
とでも感じていたならば、おそらく今頃は本当のネイティブ並みの英会話能力を身に着けていたことでしょう。
残念ながら僕にはそれはありませんでした(笑)
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