勇気の証明:精巣癌との生存戦争 戦況報告5
40代の平凡なサラリーマンとしての日々から、10万人に1人という稀な病、精巣ガンとの闘いへ。これは、そんな私の体験記です。
もし「自分も精巣ガンではないか」と不安に思っている方がいれば、私の話が少しでも参考になれば幸いです。一緒に乗り越えましょう。🌈
中間報告
病名:右精巣癌 後腹膜リンパ節転移ステージⅡ
血液検査結果(腫瘍マーカー値)※カッコ内は基準値
2024.3.27時点
白血球: 8.5 (3.3〜8.6)
好中球: 6.0 (下限値1.0)
病名:右精巣癌 後腹膜リンパ節転移ステージⅡ
血液検査結果(腫瘍マーカー値)※カッコ内は基準値
2024.5.17時点
白血球: 2.8 (3.3〜8.6)
好中球: 1.3 (下限値1.0)
α-フェト: 8 (0〜10)⭐︎腫瘍マーカー
HCGBS: 1.2 (0.0〜5.0)
LD IFCC: 171 (124〜222)
転移癌のsize: (約8mm) (2024.5.27時点)
人生は思い通りにならないもの。それを受け入れるしかない。今日は造影CT検査の日。治療が終わることをただ祈るばかり。もらった御守りを握りしめ、祈りながら診察室へ向かった。入室した瞬間の空気感で検査結果が伝わってくる。僕の癌との戦いはまだ続くようだ。腫瘍マーカーは前回8まで下がり、基準値内だ。CTで確認した癌の大きさは約8mmで、前回と変わらず。これにより、腹腔鏡手術で癌細胞を摘出することになった。手術後、癌細胞が死滅しているかどうかを検査する。死滅していれば、退院後は寛解として定期外来でのフォローになる。癌細胞が生きていれば、再び抗がん剤治療が必要だ。7月の復帰を目指していたが、早くて8月、遅くても9月になりそうだ。関係者の皆さんには連絡したいが、今日は気持ちが前向きになれないでいる。明日、連絡するつもりだ。
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