勇気の証明:精巣癌との生存戦争 30

40代の平凡なサラリーマンとしての日々から、10万人に1人という稀な病、精巣ガンとの闘いへ。これは、そんな私の体験記です。
もし「自分も精巣ガンではないか」と不安に思っている方がいれば、私の話が少しでも参考になれば幸いです。一緒に乗り越えましょう。🌈

幸せの黄色いハンカチ

2024.3.7(木)入院30日目
抗がん剤治療2C-4日目
今日の点滴スケジュール
・アプレピタント80mg(吐気止め)
・ブレオマイシン(治療薬)
・シスプラチン(治療薬)

気分😔

朝食 100%
(ロールパン、低カロリーりんごジャム、クリームポタージュ、野菜サラダ、(一食マヨネーズ)、りんご缶、牛乳)
昼食 80%🤢 無理
(鰆のごま焼き、鶏団子の炊き合わせ、キャベツのマヨネーズ和え、フルーツポンチ、米飯中盛)※米飯中盛を全残し…
夕食 80%🤢 無理
(ぶりの煮付け、長芋のから揚げ、ほうれん草のお浸し、オレンジゼリー、米飯中盛)
※米飯中盛を全残し…

振り返り
突然ご飯が食べれなくなってしまった…。
胸焼けと、吃逆が出たり、止まったり。
これが吐き気に変わっていくのだろうか。
濃厚接触者の僕は3/10まで病室隔離期間となっている。ストレス発散も出来ず、食欲もおちた。

トライアスロンに参加していた時の事を思い出す。
トライアスロンのロングディスタンスは、非常に過酷な競技距離で一般的に、ロングディスタンスの距離は(五島長崎国際トライアスロン)
・スイム:4km
・バイク:180km
・ラン: 42.195km
抗がん剤治療はトライアスロンに似ている。
完走するには10時間以上かかることが普通。
この抗がん剤治療は24時間だ。体力と精神力を要求されるカテゴリだ。
・スイム:点滴3時間
・バイク:点滴10時間(抗がん剤)
・ラン:点滴11時間
このSETが5日間24時間体制で続く。
スイムで溺れそうになり、バイクで脚が攣り、ランで脚が◯ぬ。精神力が途切れると容赦なく悪魔の囁きが聞こえる。「良く頑張ったよ。ここまでで良いよ。歩こう。」と恐らく抗がん剤治療にも悪魔の囁きがある。その言葉に乗ると完走は出来ない。それを追い払うぐらいの精神力が必要だ、負けてしまうとボロボロになりながら歩くことになる。
そうならない為にも、ゴールした時のことや応援してくれている仲間のことを考える。
酒を飲みたい、焼肉食べたい、鍋が食べたい
ゴールした後の楽しみを考える様にすれば乗りどんな困難も越えられると僕は思います。
たぶん…

今日も友達より、ハッピーソング②をいただきました。ゆっくり聞いて落ちつこう。

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自分自身と闘った日

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