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書籍紹介: LEGO 競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

こんにちは!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeithです。

今日は水曜日なので書籍の紹介。

昨年末に表紙に弾かれて購入したものの、
積んどくされていた本著。

LEGO 競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方
蛯谷 敏 著

レゴの歴史

誰もが知ってる子供のブロックオモチャのLEGO。



一見するとマネされやすいシンプルなオモチャだと思ってしまいますが、
圧倒的な地位を築いている事に興味があって本著を購入しました。

本著ではまずレゴの歴史について語られているのですが、
『シンプルなオモチャ』と書いた通りブロックの特許が切れた時に

安価な類似品に押されたり、他のオモチャで子供たちが遊ぶようになったりした事で危機に陥っていたそうです。 

それまでは創業家が経営をしていたものの、
このままではいけないとその時はプロ経営者を採用。

色々な施策をして上手くいったものも中にはあったものの、失敗してしまいます。。。 

結果、身売り寸前まで行く事になりましたが、社内から社長を抜擢し、
無事に復活! 

新しいCEOが『戦時のリーダーシップ』を発揮し、
業績が落ち着いてくると『平時のリーダーシップ』を発揮して今も継続的に売り上げを伸ばしています。

リーダーシップの違い

本著は読み物としても会社の栄枯盛衰が描かれていて面白いのですが、

まず参考になったポイントは危機的状況の時は必要なリストラや赤字部門の撤退などを徹底的にやって、
落ち着いてから理念やビジョン、存在意義などについて社内に浸透させていたったという『戦時と平時のリーダーシップの違い』について事例を交えて書かれていた事。

この考え方自体は『HARD THINGS 答えが無い難問と困難にきみはどう立ち向かうか』という本によって消化がされているのですが、

組織の状況によってリーダーは求められる事が変わるというのがよく分かる例でした。

人間は遊ぶ生き物

また、本著最後の佐宗邦威氏による解説に出てきた

『ホモ・ルーデンス』

という言葉も印象的でした。

人間の側面を伝える表現で『人は遊ぶ生き物』だという意味らしいのですが、
『人は人と群れ、遊び、文化を作っていく』
と書かれていて、

レゴは遊びを通して文化を作っていくという事が書かれていました。

私には『人間は遊ぶ生き物』という考えが何となくしっくりきていて、

遊びと仕事の境目を低くして、
仕事をしながら遊んでいる様に
遊んでいながら仕事をしている様にして

人生を楽しんでいきたいなぁと思いました♪

まとめ

我が家の子供たちも使って遊んでいるレゴ。
本著を読んでいる時も中の写真にあるレゴで作られた恐竜や大きな木に興味深々でした(笑)。

シンプルだけど奥が深いオモチャで、真似されないブランド力を持つレゴの強さと魅力を知る事ができる本著。

レゴで遊んだことがある方やブランディングに興味がある方はチェックしてみて下さい♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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編集後記:
シーズンがあと少しで終わる所まで来ているので、毎日微妙にソワソワしています(笑)。

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