『Best』と『Better』
こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeithです。
このnoteでは
・スポーツ現場で働きたい学生/ 専門家
・スポーツ現場で働いている専門家
の方に価値を届けられる様に記事を書いています。
いつもなら日曜日に記事を公開しているのですが、週末に遊びの予定が
詰まっていたので更新が月曜日になってしましました(汗)。。。
最近は来季のシーズンに向けて色々と資料を読んだり、
オンラインでセミナーを受けたりしている時間を増やしているのですが、
その中で感じた
『出来たら良い事』と『できる事』
という事について書いていきたいと思います♪
『Best』=『出来たら良い事』
トレーニングのやり方、
練習のやり方、
治療のやり方、
リハビリのやり方などには本当にたくさんの方法がありますよね。
その中でも効果が高いと言われている方法もあれば、
そうで無い方法もあり、
特殊な器具が必要なものもあれば、そうで無いものもあります。
また、少人数には効果的な事であっても、
大人数でやるとそうでないという事もあったりしますが、
どんな方法であれ『その場の状況』に合っていなければ意味がありません。
これがベストだと証明されているから絶対必要!というだけでは解決しない問題もあるんですね。
例えば
『これが世界的にも効果が一番あると証明されたトレーニング方法なんだ!だからチームを強くする為に必要なんだ!』といくらトレーニングコーチが叫んでも、
そのトレーニングをする為の特殊な器具が1台100万円以上して、
チームにいる選手が50人いて、同時にトレーニングをするには最低でも5台は必要なのであれば『普通』の予算のチームには絶対に揃えられません(笑)。
毎回のトレーニングでそれが『出来たら良い事』ではあるけれど、そうで無い時もある。
そんな時に『できる事(の中でベストの事)』を探して、考えていく必要があり、現場ではそれが結構大切な能力でもあると思っています。
落とし穴もある考え方ですが。。。
『今できる事』の罠
ここまでで
・ベストな方法を選べない時もあるから、その時どうするか?
・ベストに次ぐベターは何かを考えられる能力が大切
という事を書いてきましたが、
『理想の方法はこれだけど、今できる事はこれしか無いからこれで良い』
という考え方には落とし穴もありますよね。
それは『今できる事』がベストな事では無いと知っているのに、
それでずっと満足してしまう事。
ベストな事がどうやったらできる様になるのかを考えたり、
それが出来なくてもより良いベターな方法を探すことをしなくなったりしてしまう事があります。
組織に長くいればいる程、そうなりがちだと感じるので自戒を込めて。。。
そうならない様にする為には
・状況を客観的に見れるようする事
・違う環境から人を入れる事
・組織の中でお互いにチェックする事
などが効果的かと思っていますが、
個人で働いているトレーナーやトレーニングコーチにはなかなか難しい事でもあったりするので、
相談できる相手を持っておくというのはそういった意味でも大切ですね。
まとめ
今回は『出来たら良い事』と『できる事』というタイトルで
・『出来たら良い事』はたくさんあるけど難しい事もあるから代替え案を考える事が大切
・でも『できる事』で満足してしまうとそれ以上にはいけないから、対策をとらないといけない
という事などについて書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
もっと良い方法は無いかと探して、変化を起こしていくのは大変な事。
だから、よっぽど意識して行動をしないとそのままになってしまう。。。
でも、変われなくて良いものなんて殆どありませんよね。
『できる事の落とし穴』に落ちてしまい、少しの努力や変化でできる
『ベストな事』を逃さない様にしていきましょう♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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編集後記:
先週末は友達家族と良い時間が過ごせました♪