臥薪嘗胆【Σリーグ自戦解説④】
みなさんこんにちは。keitaさんです。
今回も我慢だらけの厳しい半荘でした。
内容はそこまで悪くないと思うのですが、そろそろ結果が欲しいところです。
さて、今回もキー局を5局に絞って検討するスタイルでシンプルに思考をお届けします!今日のテーマは「後手での押し引き」です。
なお、こちらの試合も別途全局検討する動画を #てんぱねすく〜る でアップ予定です!こちらもよろしくお願いします✨
https://www.youtube.com/watch?v=eel4HstQ4dY
東1局1本場
上家ゆめいちさんの初手南対子落としに反応した(※クリミスだそうです)のと、もう6巡目で0メンツなので安牌を残してスリムに。三色仕掛けはするつもりでした。
以降も余剰牌は安全度順に残してます。
和了2割、ケイテン8割で見て一旦1pチーして前に出る。万が一降りるとしても降り切れるので鳴いた方が得でしょう。
これもスリム進行した時のメリット。
続け様に上家から出た7mもチー。
67mツモ切りのあと手出し12sを見てて、58m当たるなら6ブロック進行してる(12s667mXXから6m切ってターツ選択を保留してる)ということから通常より58m待ちは考えにくい。まだツモ4回あるに加え2m現物も十分狙える範囲ということで5mプッシュ。
しかしこの3pでギブ。前巡通りそうな4sを切らずに安牌1s切って形式聴牌にしたので手の価値を下げたのであれば、マンズ・ソーズがほぼ通ってる現状3pを勝負するに値しないと判断した。
なんで最後も3m引いて聴牌取れそうだが切らず。
東3局
7巡目のこの手、普通は打24sとして2ヘッドかつ北の和了しやすさに頼るのがいいでしょう。しかし今回の場況は4sが自分から4枚見えててドラ側とはいえ3sの場況が良いです。
親のゆめいちさんに3sが固まってる可能性はあるものの、自分もドラ1s使えるルートもあるためここで24sターツを決めうちし打北を選択しました。
カン3sに自信がなければ24sを切るのがいいでしょう。
3s1枚出て残り3枚はほぼ山を確信していたため4pを切ってもいいが流石に36pや27s持ってきた時のダメージが半端ないので人として4pは残します。
この後下家とっつあんさんのリーチを受けて自分も聴牌。待ちは自信のあるカン3s。
ラス目につきリーチ…
しませんでした。
理由としては
①でてく4pはとっつあんさんにはもちろん仕掛けている親のゆめいちさんに危ない。
②待ちがいいとはいえ所詮愚形、降りてるパパは切らないしとっつあんさんも下手すると3sアンコは否定できない。
③自分の打点は2600と後手で押すには心許ない。
3m切っても2mは切れないしそもそもリーチのとっつあんさんに通ってない。
親も押してるのでここで5s中抜き。
この後の粘り手順で2p3pと落とすルートにして6sポンを狙ったが、ちょっとやりすぎた。安全に6s6s落として1pチーを狙うくらいでいいでしょう。
南1局
煮詰まった局面。形式聴牌のイーシャンテンには取りたい所存です。
候補は67m, 23p, 3s, 東。
ドラ西も相まって上家がマンズのホンイツに見えてたため67m東は除外。下家とっつあんさんはソーズっぽいが、寄せてるだけでまだ聴牌には見えません。安全にいく23pよりも形式聴牌の取りやすさというリターンを追求して3sを選択しました。
とっつあんさんの西ツモ切りで聴牌に気づきます。
この西は聴牌じゃないと打てないでしょうね。
この局は3人聴牌で流局。
南3局
2sはドラ、5sは456の種ということでラス目につき打点を見る打9pを選択。
これでもメンツ手は残るし、タンヤオチートイもあります。
リーのみにしない手順としてそこそこ気に入ってます。
7mのチーは打点不足につき取れず、ツモ6pでイーシャンテンには取ります。メンタンピン一盃口になればよし、ドラにくっつけばなおよしということで。
この後は聴牌取れず横移動で終局。
リーチ打ちたかった。
オーラス
ゴツゴツした配牌。
いくらチートイ好きの私でもこれはトイトイか四暗刻に決め打ちます。
ラス目親ってこともあって初手カン。
とはいえ1巡目にパパから出た9sは流石にポン。
1枚目を見逃してる余裕はないでしょう。
以降はこの形でゼンツするも、中盤に黙聴を入れてたとっつあんさんがゆめいちさんからマンガンを和了ってくれてラッキーなラス回避でした。
改めて、とっつあんさん、えりんぼパパさん、ゆめいちさん対ありでした!
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