麻雀すなわち耐え【Σリーグ自戦記⑧】
皆様こんにちは、てんぱねすくりゅ〜のkeitaさんです。
6/28(水)を以てΣリーグレギュラーシーズン全試合終了しました。
1戦目でねじさんが安全にラス回避をしていただき、2戦目に出た私は記録的な飛びラスに気をつければ比較的自由に打てる状況でした。
ということで特に条件戦を意識せず、普通にフラットに打って耐えの2着でした。いつものように5局に絞って振り返っていきます。
対局者:まさG選手(るなすぺ)、安井P(ぽんてん)、ねこ武者選手(Pleiades)。
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東2局
親リーが入って通りそうな東・1mを切った9巡目、2pを引いて聴牌。
赤5sを切って聴牌を取るかどうか、取らないとして何を切るか。
打牌候補としては①赤5s切りリーチ②赤5s切りダマ③2pカン④打2p⑤打6s⑥打2mオリでしょうか。
私の選択は②打赤5sダマ。
2s通ってて6s3枚見えのワンチャンス。比較的切りやすい部類です。
瞬間聴牌だけとって親リーのかわしを見るとともに、次の危険牌で考えるような難しくもあり、ある意味私らしい選択かもしれません。こうした難しい選択を乗り切って勝ってきたようなものですからね。
※ただしアーカイブでは
ねじ「一番ない選択肢ですね」と評されてました。まあ価値はないですよね確かに。
以下他の択の寸評。(※私の感想です)
①元気が良すぎる選択。ドラ1でもあればリーチもありかなと思いますがタンヤオのみの愚形待ち。待ち・打点なんでもある親リーとはいえラス目相手にリスクが高いかと思いました。
③比較的攻撃的な選択。カンすると割合どんな牌でも3段目最初までは押し、以降は場合によっては降りる選択でしょう。
ねじさんはこの択を選ぶとおっしゃってました。
④やや守備的なバランスよりの選択。聴牌を取れる時は取るものの無理そうなら2p連打して安牌を水増しするための選択です。これもちょっと考えましたがノーテンから2p行くのか?というリスクをどう見積もるかでしょう。
⑤かなり攻撃的な選択。ドラ側を押して赤を固定するとともにほぼ良形が確定する一打です。9sが通ったことにより気持ち切りやすくなったでしょうか。
⑥打2mオリはもちろん守備的な選択です。とはいえ2m3mと切っていった後続かない可能性があり、結局2pに手がかかりそうなので難しいところです。ゆきとんはこの択だそうです。彼らしいですね。
進まないまま危険牌7mを持ってきて考える。
宣言牌2sの直前手出しが6mと危険ゾーンの1つ。安全牌は23mの2枚しかないが、黙った以上7mを押すに見合うのか?と少考し3mから抜く選択。
とはいえ7mを押せば4mも安牌になるし、安牌水増しを兼ねて7mを押すべきだった気がします。安牌足りてませんしね。
赤5mを引いて復活。
今度は赤1につき前に出る理由が出たこと、安牌は引き続き6m,6pの2枚で7mを押せば4mも安牌になり降り切れることを理由に7mをプッシュ。
ただここで7mを行くのであれば最初の聴牌で7m行けばよかったのでは?と反省しています。ちょっと一貫性がなかったですね。
ツモ5mで考える。
1個前の手出し6mでワンチャンスとはいえ引き続き危険ゾーン。
ツモ番残り1回でどうしたってもう一回切らなければいけない。
ということでここでオリ。
東2局1本場
ツモ2sで聴牌。
リーチ・ダマ・聴牌外し。全部ありそうな形に見えます。
皆さんはどうされますか?
私の選択はダマ。
6pという打点の手替わり、1256789sという良形の手替わり。
和了牌4sの1種類に対して嬉しい手替わりが8種類もあったためここでは手替わり重視でダマを選択。
自分から6m3枚見えでマンズ上の場況が良いため聴牌取らずも考えてました(控室では聴牌取らずだと思われてたそうです)。
リーチが普通な気もします。
ツモらないまま対面に4sを切られ、そのままリーチを許す。
こうなったら潮時でしょう。ここで7pを押す人は最初からリーチした方がいいと思います。
リーチをしてない以上この7pは押せません。ピンズホンイツ気味の下家にも鳴かれそうですしね。
次巡4pを引いて筋で引かされて撤退。
流局してこの47pはなんとドラ3のあたり牌!リーチしてたら4sカンされて一発放銃の世界線もあっただけに、今回はたまたまダマ選択がうまくいきました。
山を見ましたが聴牌取らずでもリーチでもおそらく12000~放銃でしょう。
東4局
ラス目対面のリーチに5pチーして一発消しつつイッツーの聴牌を入れるかどうか。
私の判断はスルー。
14s両面待ちとはいえイッツーのみの手で53p切ってるラス目のリーチにどこまで押せるかと言われると自信がありませんでした。
下家親の仕掛けもまだノーテンだと思ってますが、道中どうケアするのか結構難しそうでそのルートを放棄しちゃいました。
またこの手、決してゼンツできる手でもないなあと思ってました。結構最後まで行って怪我しそうだなあと。
とはいえ親に和了されてもトップが厳しくなるのでチー打7p(通ると思ってます)してゼンツの方が良かった気もします。
この局は直後に対面→親の横移動で決着。
実際この巡目で親は5800聴牌してました。危ない。
南2局
東4局1本場に大きな加点を決めて2着目で迎えた今局。
対面が中をポンした後2枚目の白をポン。まあ後重なりでしょうが、ここで発を切るかどうかの問題。
発を切るなら今でしょうし、切らないなら一生抱える判断になりそうです。
判断は切らず。
この発が鳴かれる可能性は5%もないでしょう。しかしこの手でそれは見合うか?と言われると自信がありません。確かに自分の方が早そうではありますが、
2ハン以上確定or1シャンテン以下or2シャンテン好形確定なら今切るくらいの感覚です。ちょっと守備的すぎるかもしれませんが、下に振れた時にチーム敗退がチラつくのも若干ありました。
以降ドラ南も引かされて完全撤退。
この局は対面のマンガンツモで局が進みます。
南3局
親番でチャンス手。
7巡目にこの6pを鳴くかどうか。
私の選択はポン。
上家の捨て牌が3s5m->手出し白中で相当早そうに見えてます(イーシャンテンだと思ってました)。ここに和了されると2着も怪しいし、二段目に入ったので速度合わせで仕掛けました。
控室もポン。25p受けがなくなるので微妙かと思いましたがどっちもある気がします。
すぐに聴牌を入れるもねこ武者さんにマンガンツモを決められ。
ここからは2着確保に舵を切ります。
オーラスは回線切れトラブルがあるもなんとか流局。
2着を守り切りました。
まとめ
東2局0本場・1本場と難しいダマ選択を多くした印象です。自分で振り返ってだいぶ消極的に打ちました。
また条件戦の影響はほとんどなかったとはいえ、南2局の発は万が一のケアをした結果。安全運転と言われれば聞こえはいいですがトップルートをかなり放棄した結果かもしれません。
プレーオフでは逆に追う側なので今回のような感じではなくかなりのリスクを取りにいく選択をすると思います。例えば東2局は打赤5sではなく打6sか2pカンか打2pとするでしょう。
プレーオフシーズンもてんぱねすくりゅ〜を引き続き応援よろしくお願いします!
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