奈良でのガイド
商社に勤めていた時にも、海外からのお客さん(以降ゲストと呼ぶ) をガイド(アテンド)する事があった。
今回はバングラデシュからのお客様(以降はお客さんと呼ぶ)。重要取引先の1つだった。
とにかく、日本に来たからには良い思い出を持って帰って頂きたい…。なにせ私がバングラを訪問する際には、毎日のように気遣いやおもてなしを受けるのだから…。
今回は上司と共に奈良を案内する。アテンドする事が決まってから、色々と調べた。
奈良といえば、鹿である。鹿が美味しそうに食べるあの鹿せんべい…。
"鹿せんべいの成分は何だろう?"
(→米ぬかと小麦粉と水)
"何故鹿せんべいが売られているのか"
(→鹿ちゃんの保護の為。鹿せんべいはあくまで"おやつ"の部類。化学成分が入っていないので、観光客が仮にたくさんあげても大丈夫との事。)
全てインターネットで調べてみると出てきた。本当に便利な時代だ。
訊かれる事はないかもしれないし、説明する必要もないかもしれない(向こうの反応、興味次第)が、誰かを案内する時には、事前にいつもこのように知識を仕入れておくのは面白い。(追い込まれている程、後々の記憶に留まりやすい…苦笑)
奈良公園に着くと、そこには周りを見渡す限り鹿ちゃんが。
やはり、鹿ちゃんパワーは半端ない。すぐにゲスト達のハートをつかんだ。鹿に負けた。ガイドなどいらないやん…(笑)
その後、東大寺を案内。
大仏はやはり圧巻で、バングラの方も体格が良いが、大仏の前ではみな小さく感じる。
時が立つのは早く、その後大阪へ戻り会食。ご満足頂けたようだ。
営業としてのアテンドもやはりやりがいがある。その後のバングラへの出張の際は大変お世話になった。