海外営業の"リアル" 19
旧正月中の台灣へ出張した事がある。
確かあれは取付指導だったと思う。
街はお祭りムード。
閉まっている店もある。
滞在中のホテルもお正月仕様になっていた。
旧正月中なので休まれる方も多いが、中には会社スケジュールにより、働かれる方もいる。この時期は特別手当が出るらしく、通常の3倍(だったと思う)の日当が出るらしい。懐は間違いなく潤う。
正月はその国のカラーが出るような気がする。
ベトナムのテトでは、連日のようにカラオケ大会があり、毎日のように花火(爆竹?)が上がっていた。
あの時は、、、あまりに賑やかで寝られなかったのを覚えている(笑)
台灣のお店では正月ソングのようなものが流れ、こちらも完全にお正月仕様。店にいるこちらの気分まで明るくなる。こんな時期に出張で来られる事も珍しく、仕事後は毎日街を歩く事にした。
故郷に帰る方が多い中で残って仕事をする…。
私も入社3年目くらいまでは夏休みに出張が入る事があり、この時期には祖父母や友人に会えなかった。懐は潤うので、日を改めて会いに行った。混雑は避けられるので、ある意味では過ごしやすい。
ここでは様々な思いを抱きながら働いている方々がいる。そんな事を勝手に想像しながら、私も自分の職務を全うする。
海外出張は本当に色々な事を学べる。