海外営業の"リアル" 20
海外にはその国特有の乗り物が走っている。
バングラデシュにおいては、車、列車、バス、タクシー、CNG(Compressed Natural Gasの略)、リキシャ等が走っている。
私はバングラデシュで1度だけリキシャに乗った事がある。
自転車の後ろに人が2人くらい乗れるイスがついている、乗り物だ。京都で人が引いてくれる人力車が自転車式になったように考えて頂くと、イメージがつきやすい。(明治時代に日本の人力車はアジアの国々へ輸出され、バングラデシュでの生活に根付き、日本語由来の"リキシャ"が今日にまで残っているとの事。)
リキシャに描かれているイラスト("リキシャアート")もなかなか面白い。
代理店の担当者が丁度おり、車が入れない場所にお客さんのオフィスがあり、帰り道に"リキシャに乗ってみる?"と言ってくれた為、乗った。
風を切って走るリキシャはとても気持ちいい。
2人分だとそれなりの重さはあったと思うが、リキシャはそれなりのスピードが出ていた。リキシャドライバー(=リキシャワラ)の絶妙な運転により、人がひしめく中を突っ切ってリキシャは進んでいく。
その国特有の乗り物に乗る事は、やはり楽しいものだ。