切って捨てるだけじゃもったいない!環境汚染を防ぐ、髪の毛の意外な活用法
自分が毎日触れる髪の毛は、一体どれくらいの長さがあるのでしょうか。
ツーブロにするとか、前髪は上げるとか、髪型についてしか殆ど考えたことがなかったのですが、毎回美容室に行く度に、ショートヘアの自分でも随分と床が真っ黒になるものだなと思っていました。
切られる髪の毛の量が多い女性の足元は、もっと凄いですけどね(笑)
そして大量に落ちた髪の毛は、ほうきで集められゴミ箱へ…
ついさっきまでは自分の一部だったのに、あとは捨てられるだけなのか…
ウィッグや植毛の代わりにならなくとも、本当は捨てるのがもったいないくらい有効活用できる方法ってないのかな〜・・・
…と、思っていたらありました!
ぶったまげる方法がありました!!
ウィッグ?植毛?
いやいや違います( ̄∀ ̄)
それは…
オイルフェンスです!
は?何それ?って感じですよねf^_^;
私も最初は、意味がわかりませんでした。
↑こういう感じで海に浮かべて使用する物のことです。
何に使うかというと、海難事故でタンカーから原油が漏れてしまったときなどに、油が広まってしまうのを防いで吸収するためです。
美しい大自然の海の上で原油が大量に流出してしまったことによって、全身真っ黒になってしまっている鳥たちの映像とか見たことありませんか?
自分たちでは落としようのない‘汚れ’に苦しんでいる姿を見ると可哀想で(>_<)
事故が起きたら一刻も早く吸収する必要があるのですが、時間もコストも掛かって大変なのです。
しかも原油処理剤は人体に有害なのだとか…
じゃあどうしたらいいんだ!
ってところで活躍するのが、髪の毛なわけですね!
これを髪オイルフェンスといいます。
髪の毛は水を弾いて、油などの汚染物水を吸着することができるからです!
しかも天然素材だから人体への悪影響もない!
散髪屋で毎回捨てられるだけだった髪の毛を回収できれば、殆どコストも掛からない!
これ凄くないですか!!
髪の毛に環境汚染を防ぐための大きな力があることを知って私は感動しました😂
散髪屋からしてもゴミは捨てるだけでお金が掛かりますから、それをボランティア団体が無償で回収して、いざメキシコなどの外国に送る費用も賄ってくれるってなったなら、お互いにウハウハじゃないですか!
たったこれだけで取り返しのつかない事故による甚大な環境汚染から防ぐことができるんですよ!
すげーーー!!!
これは感動や(^o^)!
今すぐにでもボランティアに参加したい!と思った私は行きつけの美容室に行ってこう言いました。
「美容室に落ちた大量の髪の毛は世界を救うボランティアになるのですね!短いですが、ぜひ私の髪の毛も使ってくださいな!」
美容師さん「…え?なんですか?それ?」
「へ?」
美容師さん「落ちた髪の毛は集めてゴミに捨てるだけですよ」
「なにー!?それは勿体ない!実はこれこれこうで…」
と一通り説明しましたが、どうやら初耳だったようです(^◇^;)
調べてみたら、海外でもまだまだ髪オイルフェンスは普及していないので、おそらく日本では認知すらされていないらしい…
ボランティア団体もないみたいですし、まだまだ髪オイルフェンスの実現化は難しそうですね…
う〜ん(u_u)
あれ?でも油を吸収するだけではなく、火をつけるための燃料など他にも使い道があれば、髪の毛無償で回収する事業とか作ってマネタイズ化も出来るのでは?
そしたらゴミ捨てにお金が掛からなくなる美容室の人たちも喜んで、WIN-WINの素晴らしい関係性が作れるではないか!
よし!早速髪の毛に着火してみよう!
…というのは怖すぎて出来なかったです(笑)
でも、きっと何か有効な使い道があると思うんですよね。
誰かいらない髪の毛をくれる人がいたら実験できるのですが…
ちなみに、美容師さん曰く、失恋したら髪を切る女性って今は少ないみたいですね。
スピリチュアル的に考えると、邪気が溜まりやすい髪の毛を一気に切ってしまいたい気持ちはよく分かるのですが、そんなことを聞くと関係性によってはセクハラ発言になってしまうそうです…
難しい世の中ですね。
私も男ですから、年齢を重ねるごとにフサフサでいられる喜びに感謝しなければいけません。
最近もドキッとすることがありました。
美容師さん「柏木さん、同じ場所ばかりで分け目作ってると髪の毛が癖ついちゃうので、たまには別の方向から分けて下さいね」
「は〜い」
だが、いざ慣れてない分け目を作ろうとすると以外と難しい…
あれ?これってもしかしてハゲが進行してる?…
いやー😱😱
髪の毛は人間も世界も救うのです。
最後に、音声は英語ですが、髪オイルフェンスの解説動画を載せます。
ストッキングに髪の毛を詰めたその姿は、まるでナマコのようです(笑)
毎日自然と生え続けてくれる髪の毛に感謝したいですね!
ではまた明日!