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アイスカフェラテの美味しい季節到来

ゴールデンウィークも始まりすっかり初夏の陽気ですね。(ちょっと暑くなるのが早い気もするけど)

この時期人気なのがアイスカフェラテです。
スタッフがおすすめをするわけでもなく、この気温20℃を超えたあたりからみんな自然とアイスカフェラテを頼みはじめるのです。わかる。飲みたくなります。

一時期アイスカフェラテにすごいハマっていたときがあって、いろんなカフェでひたすら氷無しのアイスラテを頼みまくってた時期があったのですが、その頃に気づいたのがエスプレッソの酸味の重要性でした。

当時はまだスペシャルティーコーヒーブームの入り口くらいだったのでフルーティーな浅煎りのエスプレッソってほとんどなくて、逆にどっしり深煎りの苦味タイプのエスプレッソが多かったのですが、もちろんその中でもお店ごとに味わいに違いがあります。

"牛乳と併せるのは苦いコーヒーがいい"みたいなイメージを持っている方って結構多いと思います。僕もそうだったし、コーヒーの雑誌とかにも普通にそう書いてあるときもあるしで疑いもしなかったのですが、飲み比べていくと結構そうでもないんですよね。

フレンチローストやイタリアンローストくらいのしっかり苦味の効いた豆でつくるアイスラテももちろんそれはそれで美味しいんだけど、かえってシティ〜フルシティローストくらいのエスプレッソとしては少し酸味があるくらいの豆のほうが"コーヒー牛乳"としての一体感・うまみみたいのがよく出ていて、僕が飲み比べた結果ではシティローストくらいが一番好きでした。

もちろん好みですけどね。

最近ではもっと浅煎りの酸味タイプのエスプレッソを使ったアイスラテを提供しているお店も多いですね。

最初は浅煎りでラテなんてどうなのかなと思っていましたが、美味しいです。(結局なんでもおいしい。)
酸味と牛乳が合うなんて!と思ったけどよくよく考えてみたら酸味と牛乳があうことなんて遥か昔からいちごオーレで証明済みなんですよね。

ちなみにしいて個人的にあんまり牛乳に合わないなぁと思うコーヒーは、浅煎りでも深煎りでもなく、ボディ感の弱いコーヒーです。

ボディ感も説明なかなか難しいですが、味の厚みとか重たさですね。
焙煎度合いに関わらず、厚みのある味わいのコーヒーのほうがミルクで飲むにはおすすめです。軽やかですっきりなものはミルクに負けやすいです。

厳密にはどの牛乳を使うかという選択肢もあるので、コーヒーの重め軽めや浅煎り深煎りにあわせて、使う牛乳を変えるというのも手だと思います。

イタリアンバールブームの頃はタカナシさんのリッチミルク(乳脂肪分3.8%のやや重めな加工乳)を使用しているお店が多かったのですが、最近は酸味タイプのコーヒーメインのお店が増えたからか同じタカナシさんの低温殺菌牛乳(乳脂肪分3.6%でさっぱりした味わいの牛乳)を使用するお店が増えたように思います。

ちなみにカフェニルで提供しているカフェラテはアイスもホットも中深煎りのブレンド×タカナシさんのリッチミルクの組み合わせです。

今度どこかでアイスカフェラテを飲む機会があったら、どんなコーヒーや牛乳を使っているか予想しながら飲むのもおもしろいかもしれません。

ではまた来週☺️

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